前世遊行僧、現世スーパー試食 | 私の前世療法

私の前世療法

前世療法は、潜在意識の中への旅です。
「自分自身で過去世を見る」ことは誰にでもできます。

私自身が「セルフ前世療法」というノウハウで見た
たくさんの過去世をつづって行きます。

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遊行僧(ゆぎょうそう)前世を見たのには、きっかけがあります。

とうとう失業保険も切れ、ハローワークや求人情報誌で
小さなアルバイトを見つけては埋めていた頃でした。
学生時代(何年前?)少しだけやったことのある
デモンストレーターのアルバイトをすることにしました。

$私の前世療法-デモンストレータースーパーの食品売り場の試食ですね。
エプロン、三角巾を身に着け、
笑顔を振りまきながら、
「おいしいですよぉ~♪
いかがですかぁ~?」

黄色い声を張り上げる、アレです。
(写真はイメージです)

私が学生時代属していた派遣の会社は、
したい時に仕事をして、給与は翌日払い、1日でもOK。
そのフレキシビリティ(柔軟性)と機動性が気に入って、
勝手も分かっていることから、XX年ぶりに再登録。

$私の前世療法-デモンストレーション実は私はこのデモンストレーターの仕事が
とても合っていた
んですね。

私が仕事に入ると、ウインナでもお酒でも
商品が何であっても、飛ぶように売れます。
用意された商品が完売してしまったため、
早めに帰してもらったこともあります。
とにかく声が大きいので(苦笑)人が寄ってくる。
また、自分でも、気持ちが明るく元気になるのです。

しかし、この仕事はけっこうハードです。
一日立ちっぱなし。
常に見られているから気は抜けない。
お客さまには最大限の気配りをし、しっかりと商品説明の責任あり。
いつも初めての店舗へ回されるから勝手が分からないが、
てきぱきしてて当り前、モタモタしてるとクレームがつく。
手早い準備と片づけせねばならず、短時間での数量や金額のチェックも入る。

最低限の時給だが、30分前には到着しなければならず、片づけには1時間ほどかかる。
帰宅したらFAXでレポートを提出しなくてはならない。
それらの時間は時給換算には含まれず
給与の支払いはあくまでデモンストレーション(試食)時間に対してのみ。
まあ、割の悪い仕事です。

ただ、思い立ったらすぐ仕事ができて、
すぐ給料が現金で入る「日雇い」だけがメリットでした。

疲れきって帰宅して、ふと空しくなり

「私はなんだってこの年にもなって今さら
女子高校生と同じレベルの仕事
をしているんだろう?
XX年、進歩していないってことじゃないか。
経験も知識も要らない、誰にでもできる仕事を
今するために、今まで努力してきたのか?
公務員の仕事を捨てて、何でこんなことやってるのか?」

と悶々として、「試食の売り子をする人生って、前世ナニ?」
と半ばやけくそ気味にセルフ前世療法してみたですよ!!

だから、最初痩せこけた貧乏男が出てきた時は「?」と感じた。
かわいい女の子や元気で明るいおばさんがするこの仕事と、
乞食同然の痩せ男が、全くのミスマッチ。
僧侶と分かった段階でも、「お坊さんと試食販売?WHY??」と謎は深まるばかり。

松の木の下で、大声で人々に呼ばわっている姿が表れた時、
「ああ、そういうことだったのか」と
はじめてすーーっと納得が訪れたのでした。

(つづく)

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