裸足で、小柄な、貧しい男。
白っぽい砂地。明るい感じの雑木林。
足早にざくざく歩いている。
何だろう?と思いながら見ていきます。
![$私の前世療法-お堂](https://stat.ameba.jp/user_images/20110423/17/eribow711/b1/76/j/t01650190_0165019011182762850.jpg?caw=800)
お堂?寺?
そこで、はっと、この人(=前世の自分)はお坊さん、
全国を旅して歩いている遊行僧(ゆぎょうそう)なんだ、と気づく。
まあ、こんな感じで「事実」を「感じて」いくわけです。
ほんのかすかなチラリとしたヒントで、
いろんなことが一瞬で分かったりするんですね。
この「ああ、そうか」が毎度エキサイティングで面白い。
![私の前世療法-辻説法](https://stat.ameba.jp/user_images/20110423/17/eribow711/a3/8e/j/t02200158_0279020011182756092.jpg?caw=800)
もしかしたら、街道なのかな、
松の木か何かがあって、
その下で、熱弁を振るっています。
観客はいるのかな、いないのかな、
いてもいなくても構わない、
って感じで情熱的に語っています。
宗派は分からないのですが、
激しいイメージからすると日蓮宗とかかなあ?
あるいは浄土宗系かなあ?
いずれにせよ、かなりアグレッシブです(苦笑)。
生き生きしています。口から泡飛ばしてます(笑)。
風体・身なりからいろいろなことが分かります。
この遊行僧は、生まれてから一度も
貧しくなかったことはなかった、極貧人生だったと。
背が低いのも、猫背でがに股なのも、小顔なのも、
食うや食わずやの栄養失調状態だったのでは、と。
遊行僧という人生を選んだのも、貧しい生まれだった故では、と。
世の矛盾や人生の「苦」を痛感して生まれ育ち、
どこかで仏道に接した時に「これだ!」と目覚め、
真摯に「極楽浄土」を信じているのだと。
着の身着のまま、野宿もいとわず、乞食(こつじき)で命をつないで、
仏の道に全人生を捧げて満足だと。
(つづく)
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