團菊祭五月大歌舞伎 感想 夜の部 | 観劇好きの備忘録

観劇好きの備忘録

日記代わりに観劇の感想など。
宝塚歌劇、歌舞伎、ミュージカル大好き!
たまには旅行記なども。

{465B6726-460B-4B4E-9897-7333A84FD321}

昼の部に続き襲名披露です

一、壽 曽我対面
お芝居の最後に襲名口上がありました
初舞台の亀三郎くんが可愛いのだ💕
所縁の方々が次々と口上を述べる中、じっと順番を待って(でもチラチラ見たり、ちょっともじもじしたり…😊)
でも大きな声で「坂東亀三郎でございます!」って照れ

ニ、伽羅先代萩
これはなかなかの大作で、伊達家のお家騒動を背景にしたお話しです
〈御殿〉では命を狙われる若君鶴千代と乳母の政岡(菊之助)、実の子千松
千松はかねてより、母である政岡からいざというときは若君を守るように言い聞かされてそだったので、鶴千代の身代わりになります

で、まあ、お話しは進むのですが、この千松くん、ずっと死んだまま舞台中央で仰向けに倒れてます。
死体なんだけど、可愛い😍
可哀想なんだけど、可愛い😍

〈床下〉は、まさに床下。最後の最後に海老蔵さん、花道のすっぽんからドロドロ〜〜と登場!
いかにも怪しい!
そして、海老蔵の見栄だ‼️
ゆーらゆらと花道を引っ込んでいくのが…2階なんで、幕に写る影しか見えませ〜んえーん
でも影だけでもなんか怖い感じが伝わってきましたよ

10分の休憩ですぐ次です!お弁当食べきれずガーン

〈対決・刃傷〉
これはもう、見応えありありですよ!
海老見栄(笑)もバッチリ!たしか5回見栄きるって、イヤホンガイドさんが言ってたとおもいます。

三、弥生の花浅草祭
これは尾上松緑さんと坂東亀蔵さんの早変わり、四変化の舞踊です
最初は神功皇后と武内宿彌の人形
そこから二人の漁師に善玉と悪玉が取り付き善悪の面をつけて踊ります。
そして、通人と野暮な国侍との軽妙な踊りに。
そこから、場面がガラリと変わって紅白の獅子の精が現れ見事な毛振り‼️

いや、ホント、この毛振りが凄かった爆笑爆笑爆笑キラキララブラブ
二人揃ってブンブン振るのだ!
何回、何十回、観てるほうが目が回りそうになるくらい、豪快に美しく紅と白の獅子が頭を振るんですキラキラキラキラキラキラ
これを毎日演ずるって、スゴイなーラブ

海老蔵さんがトレーナーつけたり、メンテにいくのも納得です!!


これから見る方、このラストは必見ですよーラブ