暗転して最初のお話
机とイスのみのセットに、黒いスーツを着た心さんが座っている。
友君は先ほどと同じく白い上下を着ているがスウェットのような素材で
髪もぼさっとしている。
心さん演じるヤクザの「兄貴」と友君演じる気の弱い舎弟のミツ。
ミツが、マジックを披露するシーンから物語はスタートする。
500円玉を兄貴の服のポケットに移動させたり、靴の中に移動させたり
して驚かせる。靴の中に移動させた時は10円玉に両替されていて、靴の中からじゃらじゃらと10円玉が!笑
組を抜けたいと言い出すミツ。北沢の兄貴(心さんの兄貴分)に毎日ご飯や女の世話になっているのによくそんなことが言えるな!という兄貴。
やめて何がしたいのかと聞くと、
自分探しの旅に、栃木…台湾…インド!インドに行くと言う。
どうしてインドなのか?そればインドが儲かってるから、他の誰かがインドに行って自分を見つけたとか言うからインドに行こうと思うんだろ。というニュアンスの話をミツにする。
ゆとりだから、自分があっちにもこっちにもいる気がするんだ。俺らの時代は理不尽の繰り返しだから自分を信じるしかない。いろんなお酒があるから今日は何にしよっかな?と思うけど、ビールしかない店でビール以外飲むのか?と言う兄貴。
組長はお金を使い込むポンコツすけべジジイで組の若い物も手を焼いているという設定。
そんなにマジシャンになりたいなら、ここで披露してみろと言う兄貴。
新しいカードで一番上の数字を当てるというマジックを披露するミツ。
疑う兄貴は、カードを混ぜても当てられるのかと言い混ぜる。
2組のカードから同じものを出すというミツ。
これですか?と出すカードは全部違いイライラしてきた兄貴に対し、ミツが、
ずるいじゃないですか。ポケットに隠しておくなんてと、兄貴のポケットから同じカードを取り出す。
良いものを見せてもらった見物料としてお金を渡す兄貴。
金払いの良い兄貴は横浜のカジノで勝ったと言い、アタッシュケースの中を見せる。
兄貴が拳銃を持っているのを見てミツは、このハジキ何に使うんですか?と聞くと
護身用だ、組長を守らなきゃいけないだろって、誰が守るかあのクソすけべジジイと罵る兄貴。
ミツに、俺もマジックができると言い、ミツに手をかざし小指を折り曲げ、
小指が消えるマジック。イッツ・ヤクザジョークとブラックな笑いを誘う。
ミツが組長の生誕祭でマジックをするように北沢の兄貴に頼まれたことを知り、
北沢の兄貴に頼まれているのに組を抜けるなんてと、なおのこと組を抜けるのを反対する兄貴。
お前は何なんだと問い詰める兄貴にマジシャンですと言うミツ。
ヤクザってそもそもなりたくてなるもんじゃないと言うニュアンスのミツにキレる兄貴。
ミツに小遣いのようにお金をテーブルに置く兄貴だが、ありがとうございますと言いながら、ポケットにミツがお金を入れるのがとても早い。笑
メシでも食いにいくかと、行った瞬間、ミツがすぐに動き出すが、
兄貴はその前に生誕祭でやるマジックを見せろとミツに言う。
ミツが目隠しをしたまま、言われた通りのカードを引き当てるマジックが成功。
その後、組長役の兄貴が目隠しをし、カードを混ぜた後、引言われたカードを引き当てられる。そして、その目隠しが誕生日おめでとうと言うタスキになっているという設定。
組長、指ほとんどないけどカード切れるかなぁとボソッという兄貴のセリフに会場が笑いに包まれた。
兄貴は、生誕祭で組長が目隠しをすることに気が付き、組長殺害計画を思いつく。
どうしようもない組長を殺して北沢の兄貴に組長になって欲しいので、生誕祭が終わるまでこの金で組に残ってくれないかと100万円をミツに渡す兄貴。
早速、シュミレーションをしようと目隠しをした兄貴。全く見えねえなという兄貴の背後に回り、机の上にあった拳銃を兄貴の頭に当てるミツ。
拳銃の音のような大きな音楽とともに暗転。