父親から意味のわからない贈り物の数々に離婚している母や私は戸惑い、警察にもお世話になりました。
その後、父親が商品を買っているお店の店長さんと待ち合わせし、喫茶店でお話しをしました。
すると、父親の家が2000万円程で売れた事を姉から聞いていましたが、実は5600万円で売れているという事が判明しました。
その金額の違いに驚きましたが、私のお金でも財産でもないので、値段違ってたんだな。くらいに思っていました。
その上店長さんは、父が何億も株で儲けているらしいと。
話しが終わり、また連絡くれるという事で、店長さんのお店に一緒に向かいました。
お店に着くと想像通り父がいました。
その横には若い大学生くらいの男の子がいて話しています。
私『お店に買い物に来たの?』
父『あんた、高知に帰ってきたが?
(となりの男の子)を指し、これ俺の相棒』
私『帰ってきたよ。
どうも父がお世話になってます。娘です。』
男の子『お世話になってます。』
その男の子の名前は、Aとします。
Aは、どこにでもいそうな今どきの大学生という感じでした。茶髪で、スポーツをしているような格好をしています。
父『Aはなんでもできるがやき!
来年オリンピックにサーフィンででるんやと!
それに、明日はボクシングのプロテスト受けに行くんやと!』
私『そう、すごいね。』
父『俺はAに、すごい儲けさせてもらっちゅうがやき』
A『なにもしてないですよ。』
と言って、Aは笑っていました。
私『話し相手になっていただいて、ありがとうございます。』
父は三度結婚したものの三度離婚しており、今は一人と犬の一匹暮らしという寂しい暮らしをしていたので、話し相手になってくれる人がいて少し安心しました。
しかし、その後思いもよらない形でその微笑ましい関係が崩れて行く事になります。
次に続きます。