こんばんは。

 

あっという間の1週間💦

今日もここちよい小春日和で

近くの神社の紅葉が

きれいでした。

 

明日から12月。

いよいよ師走。

京都の街に冬の華やぎが

舞い降りる季節がやってきました。


南座の軒先に大きく掲げられる

名物の「まねき」が

ひらりと揺れると、

街全体がふわりと色めき立ち、

心までウキウキしてきます。

 

京都の12月を彩る風物詩、

吉例顔見世興行

歌舞伎ファンならずとも、

まねきを見上げるだけで

胸が高鳴る特別な時間です。

 

私も、気になる演目や

推しの役者さんが出演すると、

つい足を運んでしまいます。

 

やはり12月の顔見世は格別で、

劇場の前に立つだけで

空気がピンと張り、

師走の京都が一段と

華やぐ瞬間を感じます。

 

ちなみに私の“推し”は

片岡仁左衛門さん、

そして、もう亡くなってしまいましたが

十八代目・中村勘三郎さん。

 

勘三郎さんの舞台を

見に行った日は、

つい出待ちまで

してしまったほどです。

あの温かい笑顔や、

お客様への気さくな姿は、

今でも心に残っていますし、

何より素晴らしい役者さんでした。

今も心の中で生きている方です。

 

顔見世に先立ち、

毎年11月末になると

南座の前には、

出演する役者の名前を

大書した「まねき

が掲げられます。


このまねきを見ると、

あぁ今年も終わるな、

としみじみする一方で、

一気に師走の忙しない気持ちも

押し寄せます('Д')

 

まねきに使われる文字は、

勘亭流」という太く隙間のない書体。
文字のハネがすべて

内側に向いているのは、

 

隙間なくお客様で

満員になりますように


という願いが

込められているそうです。
こうした細かい工夫ひとつにも、

歌舞伎の歴史や人々の思いが

ぎゅっと詰まっていて、

眺めているだけで

なんだか幸せな気持ちになります。

 

そもそも江戸時代、

劇場と歌舞伎役者は

旧暦11月から翌年1年間の

契約を結び、

舞台で役者の顔ぶれを

お披露目していたことから

顔見世」と呼ばれるように

なったそうです。

 

今では「顔見世」は

12月の季語にもなっており、

京都の冬の風物詩として

根付いています。


舞妓さんの12月のかんざしに、

まねきをモチーフにした

デザインが使われるのも、

こうした文化のつながりを

感じさせます。

 

今年は映画『国宝』の

人気も追い風になり、

例年にも増して

南座周辺はにぎやか。

 

観光客も歌舞伎ファンも、

まねきを見上げながら

笑顔で冬の京都を

楽しんでいる姿が印象的です。

 

師走の京都に降りる華やかな風、

南座のまねきが揺れる瞬間は、

まさに一年の締めくくり

新しい始まり

知らせてくれるようです。


歌舞伎の舞台を

楽しむだけでなく、

街全体の雰囲気や

歴史の香りまで感じられる、

特別なひととき。


寒い冬の京都でも、

心がほんのり温かくなる…

そんな魔法のような時間を、

今年も楽しみます(≧▽≦)