昨日は、もう21年も続くOMS戯曲賞の選考会でした。
今年から選考委員に演出家の鈴木由美さんが加わり
こちらも女性二人になりました。
私もこの選考会を引き受けて20年。初回からやり続けているのは
佐藤信さんと私だけなんです。
ここから素晴らしい劇作家たちが飛び立っているんです。
今年は土橋淳志さんの「或は魂の止まり木」という作品が大賞になり、
田中遊さんの「夜の素」という作品が佳作になりました。
この賞は昨年どこかの劇場で上演された作品の応募という決まりがあり、
賞を取ると再演するときにかかるお金の補助をしてもらえるんです。
上演したことのある作品ということで、作品のレベルも高いことで有名な賞なんです。
関西地区に暮らす作家しか応募できないことになっています。
常連の個性的な作家たちの新作を読むのが毎年楽しみになってきました。
みなさん確実に腕を上げておられ、土橋さんき今年7度目の挑戦でした。
毎年最終選考に残るという腕力も素晴らしいです。
休憩中に出た弁当があまりに美しかったので撮りました。
5、6時間はかかる審査。なぜか?本当に腹が減ります。
喉もからから。ついつい喋りすぎてしまいます。