今日は「あまちゃん」の撮影が休みだったので、NHKのプデューサーにお願いして
久慈から近い仮設住宅に話を聞きにうかがいました。
野田村の仮設に暮らす方たちは先が見えない不安を抱えておられました。
仮設住宅です。
震災前には住宅があった場所です。
壊滅した三陸鉄道の工事が進んでいます。
こちらは田野畑村の仮設住宅の集会所です。
こちらは二年後の住まいのめどが全員たったということです。
昔からこの村では海沿いに住む人たちを海の民、山の方に住む人たちを山の民と読んでいたそうですが、
このたびの津波の時に、山の民の人たちが避難所に食糧を運び助けてくれたということです。
たまたまあった中学校の寮の布団もあり、寒さもしのぐことができたということです。
ただ、昭和8年の津波で高台に家を立て替えた方たちの住宅が今回被災せずに済んだということですが、その家が逆に取り残されてしまい、支援物資も届かず、回りはすべて被災しお店も何もない状況とのこと。仮設住宅の方々がその方たちのことをとても気遣っておられたのが印象に残りました。
何とかならないものなのでしょうか?
田野畑の仮設住宅は木製のデザインです。
床暖房も付いているのだそうです。
施工した会社によって設計やデザインが違います。
「あまちゃん」の撮影の休みの日で仕事が入ってない時は
またうかがいたいと思います。
宮城県の仮設で知り合った方たちにもまたお会いしたいです。