今日は朝から広尾のスタジオで、五月公演の宣材写真の撮影がありました。

カメラマンは宇宙堂の旗揚げ公演「星の村」とその後の「詩の詩の詩」の宣材写真を撮っていただいた関口照生さん。

「月にぬれた手」と新作「天使猫」の出演者全員が集まって、和気あいあいと撮影が進みました。

カラーで撮影した後、色を落として、あせた感じにしていただきたいと伝えてあったのですが、今はその場で色々と加工できる技術が進んでいて驚きの連続でした。

私が東京に出てきてから40年。コンピューターもない時代。携帯も、コンビニもない。

写真を撮ってもその場で観ることはできず、現像してから時間をかけてデザインして校正して印刷して。なかなか思うような色が出なくてガッカリしたり、機械の説明書を作っているような印刷所に頼んでしまい、芝居のチラシにはまるで見えなくなってしまったり、様々な失敗も今は懐かしい思い出です。

手塚とおるむさんの猫のメークも面白く、まだ台本の説明もしていないのに、完全に役そのものに見えてしまうから凄いです。

金内喜久夫さんも人生が浮き上がってくるような表情。女優陣も渋くてシュール。神保共子さん、木野花さん、平岩紙さん、藤谷みきさん。モダンスイマーズの小椋さん。これが「月にぬれた手」の出演者。

手塚とおるさん。谷川昭一郎さん。宇梶剛史さん。馬渕英俚可さん。そして劇団のみんなが「天使猫」の出演者。どれを選んだら良いか迷ってしまうほどすべてが良い写真でした。

豪華実力メンバーが揃って予定より早くスムーズに終了しました。

3月26日に出来上がる予定です。皆さん楽しみにしていて下さいね。