遅くなってしまった。

①はこちら

 

 

アップしてから思い出した。

 

2回目のおしるし、

つまり出産前日の夜。

 

寝るときお腹が長い時間張っていた。

 

そのとき

あ〜〜〜生まれちゃいそうだな〜〜

ってなんとなく思った。

 

翌朝起きたらなくなっていたので

すっかり忘れてしまっていた。

 

で、①の続き。

 

退院手続きが終わって、

入院していた5階を出たのが確か15:42の陣痛の後。

 

1階に降りてすぐ陣痛きたから、

15:50頃だったかな。

 

これは帰れないかも、と思い

転院先、元いた病院に電話をするため

1階にあるタリーズへ。

 

もう10分間隔で朝からずっとお腹が痛くて、

でもまだ子宮口は2cmみたいなんです。

とりあえず今から行って入院してもいいですか?

 

と先生に聞いてみると

「いいけど今日もう麻酔医いないから無痛できないんだよね。

明日も状況次第だからできないかも」

 

と。

 

嘘だろ、嘘だと言ってくれ。

 

和痛じゃなくて完全無痛にしたくて選んだ病院。

まさかの無痛ができないなんて。

 

今10分間隔なんて、治ったら帰ります。

5分間隔になったらまた電話しますね。

 

と一旦電話を切る。

 

わたしは願った。

 

お願い陣痛治って明日以降にしよう

お願い計画で無痛で生まれよ?

お願いお願いお願い

 

そんな願いも虚しく、

電話を切るとしっかり5分間隔になる陣痛。

 

待って、たまたまかもしれん。

 

なんとかラテを飲みながら外を見つめていると

しっかり5分後にくる陣痛。

席で悶えるわたし。

 

だめだ。行こう。

そう決めたのは16:16の陣痛が来てすぐ。

16:17に病院へ電話し、

5分間隔になったので今から向かいます、と。

 

今思えば退院するとき

「お迎えの方はいつ来られますか?」と聞かれ、

 

いや家帰るなら迎えにきてもらうと

ただ才賀の工数増えるだけだし

別にわざわざきてもらう必要ないか〜

 

と思ったので

 

いや、1人で帰ります

 

と言ったんだよな。

 

このとき迎えにきてもらっていたら、

陣痛逃しを手伝ってもらったり

もうちょっと分娩台で大人しくできたかも、

とちょっとだけ思っています。

 

まぁ、もしかしたら引かれて嫌われていたかもしれないから

いなくてよかったかもしれない。

 

どちらにせよ1人タクシーへ乗り込み

(まぁまぁな荷物を持って)

出戻りの病院へ。

 えり『痛すぎて吐きそう』赤子を産む直前帝王切開かもかも詐欺2回もしてしまったこと急遽転院になったこと呼ばなくてもいい救急車を呼ばれてしまったことやっと退院できると思ったらまさかの陣痛…リンクameblo.jp


タクシーを降りるときに陣痛が来て、

そのメモが最後。

16:56。

 

1階の受付で3分くらい待って、

2階の診察室へ。

 

診察室から内診室へ行くときにまた陣痛が来て、

そこで痛くて倒れ込む。

 

痛すぎて、泣く。

 

多分もう5分間隔以下になっていたと思う。

 

内診してもらったら、

「あ〜4cmまで開いているね。

お産が進んでるから、このまま入院しましょう」

 

だよね。このまま入院だよね〜

って思いながら診察室へ戻り、

軽い説明を聞いて

「じゃあ3階へ上がりましょう」

と、診察室を出て、エレベーターまで歩く間にもまた陣痛。

 

立ち止まって深呼吸。

付き添ってくれた助産師さんが言う。

 

「このままお部屋行きましょう」

 

このときわたしは

入院中に宿泊するお部屋に行くと思っていたので、

 

あぁ、やっとベッドで横になれるんだ・・・

 

と一安心。

 

でも着いたのは、

内診の時に座るあの椅子があるお部屋。

 

ん?一回また内診するのかな?

 

と思っていたわたし。

ひどくなる陣痛。

着替えさせられるも痛すぎて何も考えられなくなる。

 

才賀どんに最後送ったラインが

「痛すぎて泣いた」。

 

 

これを送ってすぐ分娩台に乗った気がする。

 

そう、読み返して思い出した。

このときまだこれが『分娩台』だって

気がついてないんだよね。

 

そのままお産に入るのも理解してなかったし

(部屋で休んで様子見るのかと思っていた)

分娩台ってもっと手術室みたいに大袈裟で

ゴム手袋してマスクして帽子かぶって、

だと思っていたら

 

「携帯横置いとく?」

って言われて携帯分娩台に持っていけたし

なんか思ったよりお部屋っぽいし

(無機質じゃないの、伝えたいのに難しいな)

 

ていうか

痛すぎてパニックで

何の説明も頭に入っていかなかったんだと思う。

 

なので、分娩台に乗ったのが17:30頃。

 

ここから人生で1番長い1時間半が始まる。

 

③へ続く。