Pentatonixのコンサートに友人が誘ってくれました。
アカペラのアレンジ力と歌唱力が素晴らしくて、ずっと聴いています。

 

 

 

その前の日は日本酒「加賀鳶」の蔵元さんからお話を伺いながらのお食事会。

ミッドタウンの福光屋さんで時々買っていたのでお話が聞けて嬉しかったです。

(そう言えばお正月も加賀鳶さんでした!)

 

そんな日本酒の会、お声をかけて下さった主催者の方へのお礼の気持も込めて
着物で参加してきました。

 

 

 

着物の色合わせ

 

 

 

実家の母から譲り受けた「盃」の名古屋帯。
母も気に入っていたようで、よく使い込まれていて締めやすい帯でした。
最初小鉢かと思ったんですが、母は盃だと言うので尊重することにします。。。

その帯に、今自宅にある限りある手持ちの着物から何を合わせよう。。。
夜の集まりなので、紬な気分だけども持っている色や柄が「気分」ではないし。
帯を主役にしたいので、着物は無地がいいけれど持っている色無地は私の中では
お昼間に着るイメージだし。。。

帯は赤からオレンジを感じる色みのもの。
そうだわ、無地に近いピンクの紬があったじゃない!
あと何年くらいピンクなんて着れるか分からないし、帯が深くて渋い柄なので
甘くなりすぎないかな、と。

前回の着物の記事にも書いたように、帯を目立たせたい時は着物とのバランスもだけど
帯揚げと帯締めの色を馴染ませるようにするのが簡単。
 

 

着物の色合わせ

 


ちょうど帯締めは馴染む色がありました。
帯揚げは。。。カラーのものをするとただでさえ似た色の着物と帯なのでなんだかぼんやり。
思いきって白っぽいクリーム色に桃色の梅絞りが飛んでいるものをチョイス。
ほんの少しの面積ですが、すっきりとコントラストもうまれて一人満足♡

上に赤字で書いた部分は、もともとの色が似ているんですね。
色のグラデーションからできた輪っか(色相環)でいうと、2-5番くらいの色。
(この2-3色くらい離れた色でつくる配色を類似色相配色と言います。)




(日本色研さんのページよりお借りしました。)

もとの色が似ていると洋服でも着物でも合わせやすいので、この「色相環」を
お手元に準備されると便利ですよ。
ちなみに私は20代の頃一人で着物を着て出かけるようになった頃、配色を知りたくて
この色相環をプリントアウトして帯締めなどの小物と一緒にしていました。





 

↑でもそんなもとの色なんて言っても分かりにくいですよね。
じーっと見ていると目が慣れてはきますがけれどw

そんな時は「配色カード」が便利です。

 

(またまた日本色研さんのページより。回し者ではありませんw)


色相環をベースに、色々な色み(=トーン)が刷られていて、ひたすら近い色を探すだけ。
裏にはもとの色(今回の例だと2番とか5番)が書いてあるので便利ですよー。

 

この日の着物の色合わせは似た色同士ではありますが、着物は明るめ帯は暗め。
そのコントラスト感で帯が目立つというカラクリです♡
私はさらに帯締めの白でスッキリさせました。

「色相環」のプリントアウト(スマホのスクリーンで見るより使いやすい)と
「配色カード」の王道アイテム、かなり便利ですよー。

 




 

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