2ヶ月前の話です。
7月6日、だいすきな91歳のおばあちゃんが亡くなりました。
1月に私が日本帰省した際、おばあちゃんがコロナで会えずでした。そのあと5月、突然のすい臓がん末期の診断を受け延命はせず自然に。たびたび腹水がたまり通院から入院になり、1ヶ月でした。
4年前にも心筋梗塞で危ないところ、戻ってきてくれたおばあちゃんやけど、それからは生きる事もあきらめ、ただ、早く逝きたいと嘆くことが増えました。
元々悪い股関節もすぐに抜けてしまうようになり、そのせいで転んで骨折を何回か繰り返し
辛い日々だったと思います。
もう長くはないとわかっていたけど
母親から連絡をもらったときは
本当に悲しく、すぐにでも行って
おばあちゃんの顔が見たいと思いました。
葬式はなしで火葬だけうちらでするから
あんたは遠いんやし無理しなやと言う母。
その時たまたま次男が熱を出していて
外来にも行かなあかんという時でもあり
正直悩みました。
でも旦那が
家族の葬式に行かないという選択はないやろ、と言ってくれたのですぐにチケットをとり
翌日の早朝、身一つで日本へ向かいました。
(この10年間こんなにも身軽に、そして全てを放置して向かったのはこの時が初めてでした。)
その翌日、妹家族も一緒に大人5人幼児1人で
火葬だけ行いました。
都市部では火葬も順番待ちがあり、1週間待ちもあると聞きましたがここは田舎なので亡くなって2日目には行うことができました。
最後のお別れでは
お花がない(葬儀屋さんのミス)トラブルもありましたが
綺麗なおばあちゃんの顔を見れました。
91年間、戦争、高度成長と目まぐるしい日本の発展の中を生き抜き本当に強い活力を持っている世代だと思います。
本当にお疲れ様でした。
ずいぶん先に亡くなった仲良しの姉妹に無事会えますように。
おばあちゃんありがとう、大好きやで
お元気で