占い師の伊藤 恵利子です。
先日、次女の高校の宿題の一環で
大学のオープンキャンパスに参加してきました。
これは終了後のお茶
そこで「トトロは肉食かどうか」についてのミニ講義を受けました。
といっても、トトロが肉食かどうかの解答は講義中にはなくて
メインテーマは「誰の視点で語られているか」についてでした。
こんなに愛らしく見えるのにね
今日のセッション時にも話題になったのですが
誰の視点から見るかで見えるものが変わってきます。
以前、建禄という星について、シンデレラを題材に記事を書きました。
子どもの時は疑問に思わなかったのですが
シンデレラの王子様って、まあまあ無茶ですよね。
残されたガラスの靴片方だけで
シンデレラを探せるとよく思ったな
って今は思います。
ここで私は、物語にはいない第三者目線で
シンデレラの王子様について書いています。
でも、シンデレラから見たらこの王子様は
自分を追いかけてきてくれた情熱的な男性
かもしれませんし
1回のダンスで自分を追ってきた怖い相手
かもしれません。
また、家来たちから見たら
ガラスの靴1つあれば相手を見つけ出せる胆力のある人
かもしれませんし
自分の想いを叶えるために相手を振り回す人
かもしれません。
そもそも、王子様から見たら
「シンデレラ」という物語はどのような物語なのでしょうか?
ミニ講義の中で語られたことの1つに
「一人称で語られる物語は信用できない」
というものもありました。
周囲から見たら全然そんなことないと思うことが本人から見たら大問題であったり
本人が気づいていない長所を周囲の方たちはよく知っているということもあります。
自分が何かに困ったときや、自分のことを好きになれないと思ったときは
その視点はどこから眺めているものなのか
を意識すると解決しやすくなると思います。
「誰か」の物語の中では、あなたは脇役かもしれませんが
「あなた」の物語の中では、自分が主人公です。
自分だけの物語を知りたい方は個人セッションにいらしてください。
<参考記事>