占い師の伊藤 恵利子です。
今までの自分が持ってる常識は
ますます通用しなくなっていきます。
始まりは2018年。
ここから「スクラップアンドビルド」の流れが来ていて
新しいものを作るために、まずは壊すということが続いています。
それは個人の単位から社会の単位まで、あらゆるものが対象です。
お商売されている方だと、今までのやり方が通用しなくなったり
お勤めの方だと、リストラや終身雇用の廃止、定年延長など
様々なことが起きていると思います。
7月7日から8月6日の1ヶ月は
専門用語で
「天剋地冲(てんこくちちゅう)」
と呼ばれる破壊条件が巡ってきます。
破壊条件は古典的な解釈では凶作用を起こすものを意味しますが
現代では破壊ばかり起こすとは言えません。
天剋地冲の例でよく出すのが
こんまりちゃんこと、近藤麻理恵さん。
こんまりちゃんがブレイクしたのは
天中殺+天剋地冲の時期です。
天中殺もそうですが、
破壊条件は上手に使えると大きく飛ぶための力となります。
劇場版名探偵コナン「天国へのカウントダウン」のラストに
爆風を使って隣のビルに飛び移るというシーンがありますが
あんなイメージです。
ㅤ
ㅤ
7月の天剋地冲は
年の運気が月の運気を剋する(傷つける)関係性。
7日に配信予定のブログやラインには別のテーマを書いたのですが
7月にはもう1つテーマがあります。
それは
「ほんまにそれでいいんか?」
「ほんまにそのままでいいんか?」
です。
自分の気持ちといった内側の部分から
人間関係や生活環境、働き方や仕事内容などの外側の部分まで
あなたのすべてに対して今年という運気が問いただしてる感じです。
7月は自分の本気度を試される時期。
無理をすることはないのですが
自分のこれからを想像しながら
「本当にこれでいい?」
「本当にこのままでいい?」
と自分に聞いてみてください。ㅤ
少し話は飛ぶのですが
7月の運気のことを考え始めたころ
「デビルズライン」というマンガを読みました。
この中である登場人物が
「俺も役割は欲しかったんだ
居場所ってのかな
それが居場所を保障してくれると思ってた」
と語ります。
この言葉が7月のテーマをわかりやすく表現していると思います。
あなたが今いる場所は居心地のいい場所ですか?
今の自分が大切にしている「居場所」は
役割を演じることで繋ぎ止めているものではありませんか。
「居場所」を自分の力で見つけていますか。
必要のない「居場所」に役割を見出していませんか。
我慢をしているといいことも悪いことも
「悪運」の形でやってきやすいのが天剋地冲の特徴の1つ。
すぐにはできなくても、不要なものはどんどん手放していってください。
今月やっておくと、秋以降を過ごしやすくなると思います。ㅤ
ㅤ
良いことも悪いことも、順繰り訪れます。
常に運がいい状態でいることもできませんし
常に不運な状態にいることもできません。
不運はあっても不幸はないのです。