占い師の伊藤 恵利子です。
18歳で初めてアルバイトをしたときの話。
アルバイト先は市役所で
いろいろ経験させてもらいました。
どういうきっかけだったか忘れてしまったけど
あるとき配属先の上長に
「頼んだことを頼んだとおりにしてくれる」
と褒められたことがありました。
それが当時の私には褒め言葉に思えなくて
ずっと心に残っていました。
今になってみたら
「頼まれたことを頼まれた形で渡す」のは必要不可欠なことだとわかります。
けれど発想力やセンスに対してコンプレックスが強くあった18歳の私には
ただ自分を否定されたような気がして
「言ったことを言ったとおりにしてくれる」
という言葉をどうしても受け入れられませんでした。
四柱推命では才能を
自立心
遊び心
人脈
行動力
知性
の5つの要素に分類します。
私はこの才能を表す部分に
遊び心の要素がありません。
(遊び心は発想力や表現力やセンスを指します)
「新しいことを思いつくことができない」
「何かを上手く表現できない」
「斬新なことを作らなければ」
そうやっていつも焦ってばかりいた10代の頃。
「言われたとおりにできる」
それは私が持つ才能のひとつ。
私はないものにばかり目を向けていたから
そこに気づくことができなかったのだと思う。
もし人に役割というものが
存在するのなら
それはその方が持つ
才能の中にあるのだと思う。
役割とはいっても
「私の使命はなに!?」
みたいに思わなくてもいい。
ひとりひとりが
その人らしく生きていたら
その役割を全うできる。
自立心の星を持つ方は
自分らしくあるとはどういうことかを
遊び心の星を持つ方は
この世界が楽しく美しいことを
人脈の星を持つ方は
人と人とがつながる豊かさを
行動力の星を持つ方は
行動の先にある愛とは何かを
知性の星を持つ方は
未知の世界を知る楽しさを
その星を持つ方が
自分らしく生きる姿を見せることで
自分を抑え込んで生きている人たちに
星の役割を教えてくれる。
自分が持つ星の性質を
生きるということ。
それが誕生日に込められた
役割なのだと思う。
ご自身の持つ役割を知りたいと思われたら
個人セッションにお越しくださいね。