※2019年10月の記事に加筆修正しました
占い師の伊藤 恵利子です。
究極の話をすると
本質を大切に、
持てる才能をフル活用し、
個性を生かす。
これができたら、
その方には必ず豊かさが来るし、
心が震えるような喜びを
感じることができると思う。
四柱推命で言えば
本質(日柱の干支)を大切に、
持てる才能(通変星)をフル活用し、
個性(十二運星)を生かす。
という形になり、
そのために流れを知る(運気を知る)
というのも、占いにできることのひとつ。
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命式に表れている星はすべてその方の財産なのだけど
その人にとって
好きな才能と嫌いであったり苦手な才能が
あるのではないかと最近思うようになった。
おそらく自分の中で
この部分は好きだなと思っているところは
その方自身が認めている才能で
嫌いであったり苦手だと思うところは
認めていない才能なのだ。
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私は自分の命式は覚えているし
その星の特性もよく知っている。
けれどもすべての星の特質を
いつも発揮できてはいないと思う。
すぐに思考にとらわれるし、
一部の星だけを働かせてしまうときもある。
星の悪い部分を暴走させてしまうときだってある。
けれどもほんのたまに
すべての星を生かし切ったと思う瞬間が
訪れることがある。
それはものすごい快感で、
息が止まるような感覚になる。
アスリートの方が
「ゾーンに入る」と表現する体験は
こういう感じなのかもしれない。
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自分の中の「認めたくないところ」は
誰の中に必ずあるのではないかと思う。
自分のこういうところが好きになれない
自分のこういうところをなくしたい
そういう箇所がひとつやふたつはあると思う。
けれどもそんな
認めたくない自分自身の中に
あなたが想像していない
あなただけの財産が
眠っているのだと思う。