こんにちは。
四柱推命鑑定士の伊藤 恵利子です。
四柱推命を学ぶずっと昔、占いにハマっていた時期があります。
恋をしていた時期でした。
毎朝占いを確認して、そのメッセージから今日は相手と接点があるか、あるかどうかもわからない未来を案じていた。
無料の占いはもちろん、有料サイトに登録してまで確認していたから重症だ(笑)
何故それをしていたのかというと、私は私に自信がなかったからだ。
私は自分を絶対に好きにならない相手を好きになる傾向があった。
自分に言い訳ができるから。
あの人は〇〇だから、私を好きになることはない。
行動しない言い訳ができるから、安心してずっと好きでいられた。
占いで人生を決めてはいけない。
占いはすがるものではない。
私がそう言うのは、私自身が間違った使い方をした過去があるから。
私は占いを習ったから、これを読んでくれているあなたより占いを知っているかもしれない。
占いができるから、あなたが忘れてしまっている、あなたの素晴らしいところを話すことができる。
私は私が経験してきたことは話すことができる。
生月中殺を持つ私は、あえて人生ハードモードを選んできた人間だから、人よりも話せることがあるかもしれない。
その話は何らかの形であなたに響くかもしれない。
そうであるなら、それは素敵な化学反応だ。
でも決めるのはあなた自身。
占いに従ったのに上手くいかなかったというのは、占いに依存してしまったからだ。
たとえ、占いに書かれたラッキーカラーを身につけたから上手くいったとしても、それはあなたがそう思えたことであなたの本来の力を出しきれた結果だ。
占いのせいにするのは、自分を見くびっていることに安心するための言い訳に過ぎない。
あなたはあなたが思うより、ずっと素敵で素晴らしい。
このブログで両親や自分のことを書いてきたけれど、それはかわいそうだと言ってもらいたかったからではない。
俯瞰して見ることで、そこに置いてきてしまった感情をひとつずつ拾っていきたかったからだ。
すべて自分のためだ。
そうやってひとつずつ終わらせて、私はやっと子供時代を終わらせることができた。
対等に向き合えることがなによりうれしいと思う。
あなたの人生をなめてはいけない。あなた自信を見くびってはいけない。
あなたが抱える喜びも悲しみも怒りも、すべてあなたの大切な財産だから。
お読みいただき、ありがとうございます。