アメリカは、学校やスポーツチームなどのファンドレイズが盛んだなと思っていましたが、このeScrip というサービスは、非常に合理的で面白いと思います。

ラスベガスレポート

eScripとは、まずユーザーは自分が応援したい学校などの団体のサポーターとしてネットで登録します。

そして、このサイトに加盟しているレストラン、小売店、オンラインストアで買い物をすると、購入金額の数%が、応援する団体に寄付されるという仕組みです。寄付のために高い買い物になっては意味がありませんが、自分がオンラインストアを使用する限り、同じサイトにeScrip経由アクセスしたからといって、寄付のため値段が高くなることはありませんでした。

それでは、このeScripにラスベガスにてどんなレストランが登録しているかですが、自分のZIP CODE(89052)から30マイル以内で検索すると160店のレストランが登録していることが分かります。例えば、イタリアンだと、PanevioPasta Shop RistoranteVentano など美味しいお店も入っています。また、日本食だと、HIKARI も出てきますね。

また、オンラインストアですが、こちらはなかなか有名どころが揃っています。Apple Store、Amazon、旅行サイトのExpediaやTravelocityもこのプログラムに参加しています。また、このクリスマス商戦は、輸送料を無料したWalmartのオンラインストアも、プログラムに参加しています。ホテルチェーン系で言うと、Holiday Inn系や、Comfort InnなどをやっているChoice Hotelsもプログラムに参加しています。
ちなみに、こうしたオンラインストアで買い物をする時は、まず上の通りeScripにサポーター登録した後は、eScrip Online Mall経由、各オンラインストアにアクセスする必要があります。そうすると、eScrip側で購入履歴が残るという仕組みです。

なお、ラスベガスの日本語補習校・ラスベガス学園の運営母体(NPO)"Las Vegas Nippon Kyoiku Shinkokai"についてサポーター登録 することもできます。最近は、Amazonやホテル、レンタカーの予約をする時も、まずはeScripのOn Line Mallから行くようにしています。特に高額商品を買う時なんかは、寄付もそれなりの金額になるので、成果が目に見えて楽しいです。





先日、Green Valley Ranchにあるイタリアン・Terra Verde で昼食をとりました。ラスベガス・ミシェラン2009にも紹介されていました。

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カジノの騒々しさを忘れる落ち着いた店内。ラスベガスの晴天がよく似合うテラス席も良さそうな雰囲気でした。

パスタを注文しましたが、ランチということもあり値段は$10ちょっとくらいから用意しており、リーズナブルでした。

先日、LuxorでやっているBODIES (人体標本の展示)を見学してきました。

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プラスティネーション標本という技術を使い、体の水分と脂肪分をシリコンに置換することで常温での遺体保存を可能にしているとのこと。こうした展示を見学したのは初めてだったので、かなり驚きの連続でした。タバコを吸う人の肺と健康な人との肺の比較、健康な肝臓と酷使されている肝臓との比較は一目瞭然だったし、また、血管の数は想像をはるかに超えていました。

日本でも「人体の不思議展 」として10年近く全国を巡業しているようですが、こうした展示には、遺体を金儲けの手段にしており、死者を冒涜しているとの批判もあるようです。一方、主催者側の言い分は、この展示を通じ、身体や健康に対して興味を深めて欲しいというもののよう。Luxorのホームページを見る限り、やはり教育的展示という触れ込みです。

実際に見
しまった後に言うのもなんですが、身体や健康に興味を持たせるのが目的なら何も本物の標本を展示する必要もなかろうと思います。標本に色々ポーズをとらせているのですが、それも死後無理矢理とらせたポーズでかなり不自然です。

プラスティネーションという技術は、ドイツの解剖学者
(Gunther von Hagens)によって開発されたものとのこと。彼は、その後、中国大連でこの技術を使用した「加工」工場を建設、世界各地の展示会に貸し出し巨額の利益を上げたようです。また、このHagens氏は、去年、こうした献体を使い、「死と性」のテーマで展示し(つまりそういうポーズをとった献体を展示し)、批判をあびたそうです。こうした献体は、生前からの意思に基づく献体となってしますが、そもそも本当なのか、また生前からの意思が本当だったとしても、変なポーズをとらされる前提だったのかは分かったものではありません。

ちなみに、日本の「人体の不思議展」も当初はこの工場から貸し出しを受けていたらしいのですが、途中で喧嘩別れし、今では、同様の技術を持つ中国企業と契約しているらしいです。Hagens氏の工場で働いていた元従業員が設立した会社とのこと。こちらも、背後に商業主義が見え隠れします。

BODIESを見学後、その周辺情報を調べるにつき、医学的、教育的な展示とは程遠い世界を感じました。確かに素人には解剖学そのものが厳しいので、その点は差し引く必要はあると思いますが、展示内容のどぎつさよりも、寧ろこれを商売の種にしてしまう事のおぞましさにぞっとしました。入場料を払うことで、こんな金儲けに加担してしまい、今さらながら後悔してます。入場料を払う分、ユニセフでも寄付すればよかったです。