先日、LuxorでやっているBODIES
(人体標本の展示)を見学してきました。
プラスティネーション標本という技術を使い、体の水分と脂肪分をシリコンに置換することで常温での遺体保存を可能にしているとのこと。こうした展示を見学したのは初めてだったので、かなり驚きの連続でした。タバコを吸う人の肺と健康な人との肺の比較、健康な肝臓と酷使されている肝臓との比較は一目瞭然だったし、また、血管の数は想像をはるかに超えていました。
日本でも「人体の不思議展 」として10年近く全国を巡業しているようですが、こうした展示には、遺体を金儲けの手段にしており、死者を冒涜しているとの批判もあるようです。一方、主催者側の言い分は、この展示を通じ、身体や健康に対して興味を深めて欲しいというもののよう。Luxorのホームページを見る限り、やはり教育的展示という触れ込みです。
実際に見てしまった後に言うのもなんですが、身体や健康に興味を持たせるのが目的なら何も本物の標本を展示する必要もなかろうと思います。標本に色々ポーズをとらせているのですが、それも死後無理矢理とらせたポーズでかなり不自然です。
プラスティネーションという技術は、ドイツの解剖学者(Gunther von Hagens)によって開発されたものとのこと。彼は、その後、中国大連でこの技術を使用した「加工」工場を建設、世界各地の展示会に貸し出し巨額の利益を上げたようです。また、このHagens氏は、去年、こうした献体を使い、「死と性」のテーマで展示し(つまりそういうポーズをとった献体を展示し)、批判をあびたそうです。こうした献体は、生前からの意思に基づく献体となってしますが、そもそも本当なのか、また生前からの意思が本当だったとしても、変なポーズをとらされる前提だったのかは分かったものではありません。
ちなみに、日本の「人体の不思議展」も当初はこの工場から貸し出しを受けていたらしいのですが、途中で喧嘩別れし、今では、同様の技術を持つ中国企業と契約しているらしいです。Hagens氏の工場で働いていた元従業員が設立した会社とのこと。こちらも、背後に商業主義が見え隠れします。
BODIESを見学後、その周辺情報を調べるにつき、医学的、教育的な展示とは程遠い世界を感じました。確かに素人には解剖学そのものが厳しいので、その点は差し引く必要はあると思いますが、展示内容のどぎつさよりも、寧ろこれを商売の種にしてしまう事のおぞましさにぞっとしました。入場料を払うことで、こんな金儲けに加担してしまい、今さらながら後悔してます。入場料を払う分、ユニセフでも寄付すればよかったです。
プラスティネーション標本という技術を使い、体の水分と脂肪分をシリコンに置換することで常温での遺体保存を可能にしているとのこと。こうした展示を見学したのは初めてだったので、かなり驚きの連続でした。タバコを吸う人の肺と健康な人との肺の比較、健康な肝臓と酷使されている肝臓との比較は一目瞭然だったし、また、血管の数は想像をはるかに超えていました。
日本でも「人体の不思議展 」として10年近く全国を巡業しているようですが、こうした展示には、遺体を金儲けの手段にしており、死者を冒涜しているとの批判もあるようです。一方、主催者側の言い分は、この展示を通じ、身体や健康に対して興味を深めて欲しいというもののよう。Luxorのホームページを見る限り、やはり教育的展示という触れ込みです。
実際に見てしまった後に言うのもなんですが、身体や健康に興味を持たせるのが目的なら何も本物の標本を展示する必要もなかろうと思います。標本に色々ポーズをとらせているのですが、それも死後無理矢理とらせたポーズでかなり不自然です。
プラスティネーションという技術は、ドイツの解剖学者(Gunther von Hagens)によって開発されたものとのこと。彼は、その後、中国大連でこの技術を使用した「加工」工場を建設、世界各地の展示会に貸し出し巨額の利益を上げたようです。また、このHagens氏は、去年、こうした献体を使い、「死と性」のテーマで展示し(つまりそういうポーズをとった献体を展示し)、批判をあびたそうです。こうした献体は、生前からの意思に基づく献体となってしますが、そもそも本当なのか、また生前からの意思が本当だったとしても、変なポーズをとらされる前提だったのかは分かったものではありません。
ちなみに、日本の「人体の不思議展」も当初はこの工場から貸し出しを受けていたらしいのですが、途中で喧嘩別れし、今では、同様の技術を持つ中国企業と契約しているらしいです。Hagens氏の工場で働いていた元従業員が設立した会社とのこと。こちらも、背後に商業主義が見え隠れします。
BODIESを見学後、その周辺情報を調べるにつき、医学的、教育的な展示とは程遠い世界を感じました。確かに素人には解剖学そのものが厳しいので、その点は差し引く必要はあると思いますが、展示内容のどぎつさよりも、寧ろこれを商売の種にしてしまう事のおぞましさにぞっとしました。入場料を払うことで、こんな金儲けに加担してしまい、今さらながら後悔してます。入場料を払う分、ユニセフでも寄付すればよかったです。