Joshua Tree National Parkからラスベガスへの帰り道は、いつものI-15を使うコースではなく、砂漠縦断ルートを使うことにしました。Joshua Tree National Parkの北、Twentynine PalmsからAmboy Rdを北上、40号を横切った後、Mojave National Preserveの中を通ってPrimmまで抜けるコースです。思ったより、舗装道路の状況もよく、車通りも少なかったので、運転は楽な上、Twentynine Palmsからは縦断ルートの方が時間も早かったです。


また、何より見慣れたI-15に比べ、沿道の光景も新鮮で楽しかったです。思わず停車したポイントは以下のとおりです。


Bristol Dry Lake
Amboyの東3マイルの場所、Amboy Rd沿いに広大な岩塩が採れる場所
Bristol Dry Lake があります。遠くから見ながら、なぜこの場所だけ白いのか不思議でしたが、まさか岩塩とは。以下の写真のとおり、一見雪のように見えました。


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Amboy Crater National Nature Landmark
1万年前の火山活動で出来た噴石丘
Amboy Crater があります。遠くから眺めただけですが、きれいな台形をしていました。


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Kelso Dune(Mojave National Preserve内)
Mojave National Preserve内に
Kelso Dunes という風成砂の丘があります。砂山は、いわゆる砂漠らしい光景です。Kelso Dunesまでは4マイルほど未舗装道路を走る必要があり、今回は断念しましたが、ぜひ一度ハイキングをしてみたい場所です。パークレンジャーと一緒に歩くツアーもあるようですが、10~4月なので、今年の春は難しそうです。

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Kelso Depot
1920年代にUnion Pacificによって建てられたクラブハウス兼レストランの建物で、現在はMojave National Preserveの
ビジターセンター として利用されています。こんなモハベ砂漠の真ん中に、こうした建物があるのは不思議な感じです。この場所は、第二次世界大戦の時は物資輸送の要衝になるなど、色々な歴史があり、興味深かったです。


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Kelso DepotからPrimmまで走る途中、Joshua Treeが群生している場所がありました。広大さ、密集度は、Joshua Tree National Parkに負けない程のJoshua Treeがあり、こちらのJoshua Treeは一足先に開花しているものがありました。


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パーム・スプリングスから車で1時間ほどの場所にあるJoshua Tree National Park に行きました。1936年から国定史跡だった場所が、1994年に国立公園となったものです。


まさに砂漠の自然がテーマの国立公園で、国立公園内に、モハベ砂漠とコロラド砂漠の二つが存在します。3,000フィート以上がモハベ砂漠、3,000フィート以下がコロラド砂漠となっており、一口で砂漠と言っても、それぞれで植生が異なる点、興味深かったです。公園名となっているJoshua Treeはモハベ砂漠に生育しています。


以下が今回の旅行で回ったポイントです。非常に大きな公園なので、全てのポイントを回りきれませんでした。


Hidden valley
巨大な岩に囲まれたエリアを一周回るトレイルがありました。Joshua Tree National Parkは、ロック・クライマーが興奮する巨大な岩がいくつもあり、このHidden Valleyでもあちらこちらで岩に登っている人たちを見かけました。


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Keys Views
車で5,185フィートの場所にある山頂まで行くことが出来ます。山頂からはPalm Springsはもちろん昔はメキシコとの国境まで眺められたそうですが、ロス及びPalm Springsからの大気汚染によって霞がかる日が多くなってしまったようです。自分たちが行った時もやや霞がかっていました。


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Ryan Mountain
この日一番のトレイル。5,458フィートの山頂まで1.5マイルを登るトレイルです。もちろんスタート地点も高度があるので、高低差は977フィートです。トレイルは比較的登りやすかったですが、さすがに1.5マイル延々登り坂ということで、5歳の息子は山頂目前で断念、自分が抱っこで登ることになりました。8歳の娘は、こうしたアクティビティには根性を見せ、自力で登りきりました。登りは1時間半ほどかかりました。


山頂からは実に見晴らしが良かったですが、まばらに生えるJoshua Treeは山頂から見るとあまり存在感はなく、ここは砂漠であることを実感する風景でした。


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帰りは50分で下ることができ、これは5歳の息子も自力で下りることができました。(非常に見づらいですが、山沿いの先を歩く妻と娘がいます)


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Skull Rock

名前の通り、頭蓋骨に見える岩です。


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Cholla Cactus Garden
ここはコロラド砂漠側のサボテンが群生している場所で、モハベ砂漠との植生の違いが際立っていました。


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Cotton Springs
まさに砂漠のオアシスで、泉の湧き出るこの場所のみ突然ヤシの木が多い茂っています。


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Arch Rock Trail
White Tankというキャンプ場にある0.5マイル程度のトレイルです。ここの見所は、巨人の粘土細工のような岩々と、その内の1つのアーチ状の岩です。子どもは、岩登りが楽しいようで、あっちこっちの登りまくっていました。


粘土細工のような岩々

Joshua Tree National Parkは、地球の歩き方・アメリカの国立公園篇でも飛ばされるほど地味な国立公園ではありますが、砂漠の自然に本格的に触れるに良い場所です。今回は遭遇した生き物は、野鳥、トカゲ、リスくらいでしたが、Bighorn Sheep、Desert tortoise、Chuckwallaなどの動物もいるようで、この過酷な砂漠で生きる動物に愛着が沸きました。



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これがアーチ状の岩

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ランカスターのAntelope Valley California Poppy Reserveの後は、ロスの111マイル東にある・砂漠のリゾート地、Palm Springs ヘ行ってきました。砂漠の中のゴルフ場やネイティブ・アメリカンのカジノホテル等、ラスベガスと似た感じの町です。


また、パーム・スプリングスの近くは、風力発電設備が密集している場所があり、大変珍しい光景でした。計3千以上に風車があり、合計で600メガワットの発電量とのこと。カリフォルニアの三大ウィンド・ファームの1つがこのパーム・スプリングスの近くの場所のようです。


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先ずは、昔ネイティブ・アメリカンがパーム・スプリングスに住んでいた頃、集落があった場所の一つ、Palm Canyon へ行きました。このPalm Canyonの他、いくつかのCanyonも含め、Indian Canyonsとして有料で中に入ることができます。


パーム・スプリングスの周辺は、オアシス以外は基本的には砂漠の風景なのですが、ここPalm Canyonは、天然の小川の周辺にWashingtonia Palmという巨大なヤシの木が群生しています。小川沿いにだけ力強く生えているヤシの木はなかなか圧巻でした。


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ここには色々トレイルがありますが、わが家は小川沿いに登るやさしめなコースを歩きました。砂漠において、小川沿いの緑茂るトレイルを歩くことができ、予想外に楽しかったです。


4月初にかかわらず小川で水着持参で水遊びをする観光客もいました。うちの家族も足だけ水につかりましたが、非常に冷たく、気持ちよかったです。


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このPalm Canyonなら暑い夏も過ごせそうな水々しい場所でした。ネイティブ・アメリカンが移り住んできたことも納得の場所です。


Palm Canyonからホテルに戻り、夕食はPalm Canyon Dr沿いにあるmatchbox にてピザを食べました。繁盛していましたが、運よく2階のテラス席に座ることができ、外で気持ちよくおいしいピザを頂くことができました。



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