外周部隊のソール砲が、シップを包む。
白身を帯びた灰色のレーザーが、シップ目がけて。
その光線で、押しのけられる外装部分。
削がれることもなく、身一つ一つが、無事に避けていく。
もう一つのレーザーが、さらに身を洗う。
つられて流れていく、ボディたち。
まるで、レーザーが来ることを予想していたかのように、ためらう様子もない。
間断ないレーザーの中で、揺れまどう。
戦火の中で、そよめきあう。
表面の透明な膜が、ときに盛り上がる。
丈夫な膜は、胎動を包んだまま。
レーザーの絶え間ない照射で、干上がったりもしない。
レーザーが集中しても、白く発光するのみで、破れもしない。
ボディたちが激しく飛び回っても、そのてっぺんに、レーザーが集中しようとも、輝きを増すのみ。
白い輝きは、灰色の輝きすら、染め上げる。
ソールなのか、魔法力なのか。
熱を保ったまま、ボディの運動を、保護している。
その温かさで、ボディの運動も、過熱されていく
一つ一つの分子が、レーザーに打たれ、躍動する。
奔流の中で、耐えしのぎやすい場所に、飛び込んでいく。
形成される流線形。
激流を、やり過ごしていく。
外装の高熱を、逃がしていく。
打たれても、いなしていく。
レーザーの圧力を、流していく。
薄膜たちも、スポットライトを、流線形に照らしていく。
ボディたちのチームワークを、照らしていく。
薄皮で凌がれていた風景が、泳ぎ去っていく。
大好きだよ。
互いの連帯が、外装に彩られる。
白い光の反射が、ボディに行き渡る。
満たされた光は、灰色の流れを、通り過ぎていく
もう、落ちこまない。
もう、薄皮一枚にもさせない。
大好きだから、一緒に。