当日、天候は晴れ。
夏にしては湿気がなく、風も吹き、涼しい日だった。
白の丸首ノースリーブに、肩までの軍ものの深緑のジャケットを羽織り、下は水色のダメージで擦れたジーンズをはき、白いレザーシューズを履く男。おまけにサングラス。
上半身のたくましさがノースリーブで強調されているのはいいのだが、どうもサングラスの趣味が悪い。
ハルキである。
セインはこげ茶でシックな柄の入った、シワツキの絞られた、ハーフ袖シャツに、白いズボン、濃い緑のレザーシューズを履いている。
黒い靴紐と濃い緑とのコントラストが、シックである。
ハルキ
「お前、引きこもりかと思ったけど、ちゃんと服持ってるんだな?」
セイン
「余計なお世話だ。」
セインはこれでも服好きである。
だが、熱中しすぎるタイプなので、平素、あまり、服にこだわらないようにしているのである。
キーアが来た。
だいたい、男が先に来るというのは定番というか、なんというか。
キーア
「みんな――――!」
木枯らし色と黒の柄の入った、白い女モノTシャツに、下はダメージの入った灰色のジーンズに黒と白に、緑のポイントが入った一点ものスニーカー。
ハルキは相変わらずと、思った。
ハルキ
「お前、ほんっと、こういうときでもスカート履かねーよな。」
余計なお世話とばかりにキーアも返す。
キーア
「なんか、動きやすいし。。。」