疲労回復戦隊 疲(つか)レンジャー | 予防医学のスペシャリスト まなみ

予防医学のスペシャリスト まなみ

予防医学のスペシャリスト 
(資格)栄養士、認定心理士、人間学修士、心理相談員、医療秘書士、児童福祉司、児童指導員、健康運動指導士、ヨガ、ピラティス、ウオーキング、エアロ、キックボクシング、アクア、パーソナルトレーナー、均整術師

 

神経疲労を回復させる視覚ブルー

 見ることは、この世の膨大な出来事の中から、あなたが選択した事象に、光と色を与えています。「世界を見たい」「世界に色がほしい」、そんな欲求から誕生したのが視覚ブルー。
 視覚ブルーが活躍しているとき、周囲に賢く感じさせる理知的な雰囲気をだしていきます。さらに何かを期待させるオーラを醸していきます。
 

必殺技:神経疲労を回復
 神経が緊張している間は、交感神経の働きにより内臓や筋肉が働き続けているため、身体へも疲れがたまっていきます。神経を休ませることで疲労を回復させます。
 

大好物:目を閉じる
 とにかくできるだけ目を閉じて、神経を休ませるようにしてください。
 
1 手をお椀のような形につくり、手のひらの下の方が頬骨から頬骨の下のあたりに触れるようにして、眼の周りを覆うようにします。
2 手の方を動かすと力が入りやすいので、顔を左右上下に傾けてみて、眼の周りが一番温かく感じるポイントにおき、手の力をゆっくり抜いて、フワーと触れておきましょう。
 
 その他、眼が疲れる時、眠りが浅い時、ボーとして頭が働かない時、気疲れした感じがする時、リラックスしたい時にもお勧めです。目が楽になってくると、神経のリラックスも深まり、ほっと落ち着いてきます。
 

長所:見たい世界を創る
 視覚ブルーが活躍するとき、360度以上のどんな映像も選択できます。人生は、自分が見たものの断面写真をつなぎ合わせた連続写真のようなものです。不安にばかり目を向ければ、人生は不安なものになります。逆に、どんなことにも幸せの着眼点があれば、幸せな人生を築くこともできます。さらに、視覚ブルーは、見たい世界を加工することで「見たいものを見たいように」みています。
 

短所:世界を制限する
 視覚ブルーの短所は、慣れ親しんだ見方で世界をとらえようとする感覚があります。視覚ブルーの短所がでると、視野の範囲を四角く固定して、世界を四角くとらえようとします。さらに、その枠組みと同時に、首や腰の動きを制限していきます。
 

視覚ブルーが疲れると、「思う身体」になる
 視覚ブルーが疲れると、何かの思考に囚われて、心配事や思い過ごしが募ってきます。エネルギー配分も悪くなり、スムーズな流れを止めてしまいます。視野が狭く、身体の動きもぎこちなくなります。また、熟考しても、それが不安からの思考の場合は、結論が出た時には、タイミングを逸しています。
◆口癖は、「でも・・・」「ただ・・」「とは言っても」「どうすべきか・・」
◆ダメージ:胃や胃の不活動。慢性的な首筋のこり。身体のあちこちに小刻みな痛みやピクピクがでます。
 

武器:直感を理性に変える 
 視覚ブルーは、思考を中枢にもつため、直感を理性に変えて、明確なヴィジョン(理想像、未来像、将来の見とおし)を描くことができます。
 視覚ブルーの武器を磨けば磨くほど、ものごとを見抜く力が備わってきます。透視能力で、ものごとを見通す力や意志の力、予見の力も高まり、場を読めるようになります。
 未然に問題を解決する推測能力により、ファシリテーションの能力も加わってきます。
 

SOS
 視覚ブルーは、関節と関連します。とくに、上半身、肘、手首、指先の関節痛が生じます。また肩の関節に痛みが走った時、頸椎の痛みや寝違いは、視覚ブルーからの疲労のSOSです。
 
 

 

 

時間疲労を回復させる方向感覚ゴールド

 方向感覚ゴールドは松果体と関係します。松果体は体内時計を調整し、「光」を感じて体内リズムをつくります。太陽の光はいつも地球に届いていますが、地球が自転しているために、昼と夜が生まれています。そのため、方向感覚ゴールドは光の変化を感じる松果体は、同時に地球の自転を感じています。
  方向感覚ゴールドの方向は「動くこと」が前提になっています。動かず静止していては、方向感覚ゴールドの「方向」は意味をなしません。つまり、方向感覚とは行動することによって生じる感覚なのです。
 
必殺技:時間疲労を回復
 心身のリズムは、朝から昼にかけて活発になり、午後から夜にかけてゆっくり休む方向に向かっていきます。しかし、過密日程や仕事、徹夜などで心身の負担が大きくなると、朝では腰痛や咳と無気力、昼では強烈な眠気や疲労感、夜の不安感や不眠など、時間帯によって出やすい不調を整え、体内リズムを回復していきます。
 

大好物:朝日を浴びる
 朝日を浴びましょう。朝いちばん最初の光に身をゆだね、松果体に本当の光の感度を思い出させましょう。
 

長所:シンクロニシティーをおこす
 方向感覚ゴールドが活躍しているとき、シンクロニシティーも働きやすくなります。あなたが必要な情報や会いたいと思った人が向こうから飛び込んでくるようになります。
 さらに、体内リズムとその日の目的が調和していると、トラブルに巻き込まれることなく、快適な1日が過ごせて気分よく過ごせます。
 

短所:トラブルが生じやすい
 私たちは「空気というエネルギー」の中を泳いでいます。空気というネルギーの海には、濃淡があります。空気エネルギーの濃過ぎるところには、色々なものが溜まっていて、イライラしたり、事故に遭いやすかったり、人間関係のトラブルが生じやすかったりします。逆に薄すぎるところは、疎外感や孤立感を感じやすくなります。
 
武器:運が勝手によくなる
 方向感覚ゴールドは、運やツキにとても関係があります。日常的にストレスを感じない時は、方向感覚ゴールドが活躍していて物事がとてもスムーズに運び、運が勝手によくなっています。
 

SOS
 方向感覚ゴールドも視覚ブルーと同様、関節と関係しています。
 とくに、「痛み」にともなう下半身、腰、股関節と膝、捻挫や怪我の痛みは、方向感覚ゴールドからの疲労のSOSです。

 


 

内臓疲労を回復させる味覚イエロー

 味覚イエローの味覚センサーは、あなたの人生体験の比喩となる感覚です。そして、味というのは、どれだけいい食材で、どれだけ手の込んだ料理を食べても「唾液」がでなければ分かりません。味は、食べ物についているのではなく、あなたの口の中で唾液がつけるものなのです。
 味覚イエローが活躍すると、強い自尊心と内なる正しさに深みがでてきます。
 
必殺技:内臓疲労を回復
 内臓の機能が弱まると、エネルギーを生み出す機能が弱まり、疲労を感じやすくなります。食べ過ぎ、飲み過ぎや、偏った食生活などが原因による、内臓の不調を回復していきます。
 

大好物:口の中に唾液をためこんでみる
 唾液は、そのブレンドによっては、がん細胞を溶かすという実験結果もあるほど免疫性を含んだ液体です。
 
長所:自分を大切にする
 味というのは、味覚イエローによって、これまでどんなブレンドで唾液が出たのかという過去の体験が反映されています。
 これまで自分を大切にし、人生で味わってきたものを元に、これからの未来をつくる材料にどんな味をつけるのかは、味覚イエローが決めています。
 

短所:正義を主張する
 味覚イエローの直感的判断を無視して、脳での合理的判断ばかりを優先させると、怒ったり、イライラして焦ると、口の中が渇き、唾液が出にくくなります。食べることも、人生もゆっくり味わうこともできず、味覚イエローは「正義」を主張しはじめます。
 

味覚イエローが疲れると、「怒る身体」になります
 とにかくイライラして、目の前にあるものすべてが邪魔に見えます。エネルギーは上昇し頭部に気が集中するので、お腹や下半身が弱くなります。武道でいえば、足元をすくわれる状態になります。
◆口癖は、「なんで!」「もう!」「いいかげんにして!」
◆ダメージ:頭に血が上がる。「腹が立つ」の言葉どおり、腸の働きが異常になります。また、怒りに声が震えますが、抑圧するので、のど、甲状腺に影響がでます。
 

武器:過去と未来のバランスをとる
 味覚イエローは不動中枢をもち、選択、決定、人生計画を、消化することで理解力や問題解決能力を高め、様々な価値を統合していく力をもちます。
 身体の前後・過去と未来のバランスをとり、過去の体験から学び今に活かす力に変えます。また、個人の尊厳、決めたことに対する責任、批判を乗り越えること、怒りの浄化をしてくれます。
 

SOS
 歯痛、口内炎の痛み、胃痛、お腹がはって痛む、腹部やリンパマッサージをしたときに生じる痛みなどは、味覚イエローからの疲労のSOSのサインです。
 
 

 

 

人間関係疲労を回復させる温度感覚オレンジ

 温度の正体は、端的にいえば分子の振動です。すべての分子の運動が停止するとき、この世の中から温度は消滅します。分子が震えるからこそ、この世には、温かみがあります。この温かみを感知するのが温度感覚オレンジです。
 温度感覚オレンジが活躍すると、元気いっぱいで笑顔が魅力的になります。人生を楽しみ、とてもパワフルに生きている印象を周囲に与えるようになります。そして、自分の興味や関心のあることを本当に楽しそうに語ることができるようになります。
 

必殺技:人間関係疲労を回復
 すべての人が同じ反応を示すわけではありません。性差、年齢、遺伝、体型・体質、性格・思考、よりどころの内的な疲労を回復します。
 
大好物:自己対話
 温度感覚オレンジにとって自己対話は、自分に温かみを与える最大にして最高の冷え対策になります。自分の内側に耳を傾けましょう。余裕のあるコミュニケーションの機会を持つほどに、身体にほんのりとした温かみが内から湧いてきます。
 

長所:小さな感動を感じる
 温度感覚オレンジは、きわめてアナログで相対的な感覚とグラディエーションの世界にいます。しかし現代は、黒か白か、善か悪か、病気か健康かと、二者択一的に結果を急ぐことになりがちですが、身体にとってこれはあまりなじみません。
 

短所:結論を急ぐ
 温度感覚オレンジは、高いところから低いところに流れる、「流れ」を感じる感覚です。その為、温度感覚イエローが、どの状態にいるかが重要になります。 相対的とは、決して割り切れない世界です。そこには万人に通用する答えはなく、結論を急がないでいる世界です。温度感覚オレンジが疲れると、反対に結論を急ぐようになります。
 

温度感覚オレンジが疲れると「恐れの身体」になる
 怖いと感じた時、足がすくんで動けないと言います。怖いエネルギーは下半身に下がるので、恐れは足元を固めます。しかし、あまり固めすぎると、今度は、一歩踏み出すことができなくなります。恐れは、エネルギーを下降させます。
 しかし、恐れは人類を知恵者にもしてきました。恐れや不安こそが、それを打破して乗り越える勇気をもたらしたからです。
◆口癖:無理無理、こわいこわい。忙しい忙しい
◆ダメージ:足のむく身や腰の重み。足首の柔軟性。風邪、鼻炎やのどに炎症
 

武器:人をワクワクさせる
 温度感覚オレンジは感情中枢をもち、喜ぶ、欲望、性的欲求、感覚を司ります。生命の維持にも重要な働きをもっています。インスピレーション能力で、人の刺激を与え、感化する力や人をワクワクさせる力、人生の楽しみを表現します。
 また、感情と欲求についても能力をもち、人間関係、恋愛、セクシャリティ、パートナーシップの葛藤を乗り越えることができます。
  
 
SOS
 右腹部の痛み、冷えによる急激な腹痛、生理痛、腰まわりの鈍痛、風邪による節々の痛み、そのような痛みは温度感覚オレンジからの疲労のSOSのサインです。
 
 

 

 

天気・気候疲労を回復させる触覚パープル

 自分の領域を教えてくれる触覚パープルは、自分を発見するための感覚です。そして、「自分がここに存在する」ための、とても大切な感覚になります。触覚パープルは、自分という存在の輪郭を教えてくれる感覚ももちます。
 触覚パープルが活躍すると、内なる静けさの領域が現れ、初対面では近寄りがたい雰囲気を醸します。しかし、親しくなると、その人がいるだけで、その場に安心感がもたらされます。
 
必殺技:天気・気候疲労を回復
 近年は記録的な猛暑や豪雨被害、暖冬などの異常気象があたりまえとなり、自然環境と心身のバランスをとることが難しい状況となってきています。
 日々の天気・気候の急な変化から、心身のバランスを整えて対応をしてくれます。
 

大好物:頭のマッサージ
 脳の頭頂部に、触れるという感覚の中枢があります。丁寧に頭頂部のマッサージをしましょう。
 

長所:安心する
 触覚パープルの触覚は、赤ちゃんが最初に身につける感覚です。触覚は「安心」「信頼」の象徴的感覚です。子どもをスキンシップいっぱいに育てるというということは、心理的にも「ここに存在してもいいよ」というメッセージをたくさん注入することになります。触覚パープルの自己存在を認められることは、人間にとってきわめて重要な基本感覚です。
 

短所:攻撃する
 酸というのは、じつは攻撃性も象徴しています。硫酸や硝酸などを想像してもらうと分かるように、酸とは何モノも溶かしてしまう力でもあります。
 そのため、触覚パープルは外界が危険なものだと察知すればするほど、皮膚は酸性に傾きます。肌が酸性に傾くのは、触覚パープルが触れるものを酸で溶かして殺菌してしまいたいという無意識の反応かもしれません。
 

触覚パープルが疲れると「憂な身体」になる
 憂欝は、心の深いところの抵抗です。自分でも気づかない何か、あるいは誰かに対する抵抗が、身体のエネルギーの流れに一旦停止の指令を出しつづけます。すると、身体全体のエネルギーの流れが交通渋滞をおこします。
 思考は身体以上のエネルギーの硬化を生んでしまっています。
◆口癖:しゃべる気力が湧いてこない
◆ダメージ:身体全身の不随意筋。骨盤、胸郭。
 

武器:見えないものを感じる
 触覚パープルはサイコメトリーを開花させ、触るだけでモノや人の歴史を知ることができる能力をもちます。触覚パープルは、言葉や想いなど見えないものを感じ取ることができます。
 

SOS
 皮膚を刺すような痛み、皮膚の炎症による慢性的なかゆみと痛み、ヘルペスのプチッとした痛み、さしこむような胃痛、肋間神経痛、坐骨神経痛といった神経痛などは触覚パープルからの疲労のSOSサインです。
 

 

 

 

 

脳疲労を回復させる、嗅覚レッド
 
 嗅覚レッドは、内側に強いポリシーと自尊心を秘めていています。そして、とても個性的で独創的です。自らの世界観に強い自信を持っていて、オール・オア・ナッシング的な態度をとることが多く、人間関係もすっぱり切ってしまうところもあります。
 

必殺技:脳疲労を回復
 脳疲労は、脳が疲れていて正常に働かない状態のことです。脳に大容量の情報が入り、脳全体の働きが鈍ってしまうことを防ぐことで疲労を回復していきます。


大好物 おなかマッサージ
 嗅覚レッドが疲れると、お腹が緊張してきます。疲れをとり、おなかの調子がよくなると、生命活動全体もスムーズになり、すっきりした身体になります。
 腸の回転方向にそっておなかをなでたり、所々を押さえていくと、お腹の調子がよくなります。 その後、おへその上にクッションをおきます。その上に手のひらを重ねて、ゆっくり呼吸します。手のひらを直接お腹にのせているより、クッションの上からのほうが効果的なのは、腕の力も適度にぬけ、お腹全体がふんわりと心地がよいエネルギーで包まれたような感触になるからです。
 

長所:パラレルワールドを読み解き選び続ける
 嗅覚レッドは、他の感覚とは違って、直接、脳に響く感覚です。
嗅覚レッドは直感で、空間や空気との相性をさぐると同時にパラレルワールドを読み解きながら、最適な現実を選び続けることができます。
 

短所:勘が悪くなる
 連続するサプライズで、脳の刺激が麻痺してしまっている現代では、逆にちょっとした身体刺激に対して、アレルギー反応を起こしやすくなります。
 嗅覚レッドが疲れると、予想や推測することができなくなり、周りの状態が見えなくなります。きちんと行動することもできなくなり、全体的な勘が悪くなってきます。
 

嗅覚レッドが疲れると、「驚きの身体」になります
 驚きは、気をかく乱させます。ぶつかりそうになった時や、後ろから不意に声をかけられた時などに、必要以上に「わっ!」「もう、びっくりした!」と強く反応する時は、嗅覚レッドが疲れています。
 身体のエネルギーはかく乱し、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりしているのです。疲弊して刺激に敏感な嗅覚レッドになると、アレルギー体質を生んでしまいます。
◆口癖:「え!」「そうなの!!」びっくりマークの多用
◆ダメージ:ホルモンバランス、副腎の機能。腎臓の位置
 

武器:直感を読み解く 
 嗅覚レッドは、予知能力を開花させ、まだ起こっていないことを感知することができます。さらに、「真実を嗅ぎ分ける」能力で、必要な真実のみ自分に届けます。すなわち直感です。
 

SOS
 慢性鼻炎や蓄膿症による鼻の痛み、咳が続くときの喉の痛みや胸痛い、お腹のさしこむような痛み、急な下痢をともなう腹痛、下腹のチクチクして痛みなどは、嗅覚レッドからの疲労のSOSのサインです。
 
 

 

 

環境疲労を回復させる聴覚スカイブルー

 地球上は、ほんとうは音で満たされていています。私たちの周囲の空気は、ものすごい情報量を抱えています。もし空気中の振動が、ぜんぶ音として聞こえてしまったら、とろもうるさくてしかたありません。
 ですから、聴覚スカイブルーは、私たちが日常に生きていくのに、必要な分だけを音に変換してくれているのです。
 

必殺技:環境疲労を回復
 学校、家庭・住居、職場、地理、地形、国、地域など身を置く環境は、心への影響が大きいものです。環境ストレスの要因による疲労をひとつひとつ回復していきます。
 

大好物:耳もみマッサージ
 人差し指と親指で、耳の中心あたりをつまんで引っ張ります。2〜3回ほど、引っ張ってから、曲げたり指圧したりします。息を吐きながら、マッサージを行うとさらに効果的です。 
 

長所:世界と世界をつなげる力
 地球に降り注ぐさまざまなエネルギーを、聴覚スカイブルーはすでに「受け取って」います。それを、それぞれのレベルでしっかり受け取り、魂―身体―心のエネルギーに聴覚スカイブルーは仕分けします。
 聴覚スカイブルーは、変化、自由、夢を追う事、選択の力、価値判断、親や伝統からの脱皮の能力をもちます。そして、ナビゲーションの力で人と人をつなげ、世界と世界をつなげるチャンネルをもちます。そのため、スピリチュアリティを、現実の世界で上手に表現することができます。
 

短所:無力になる
 聴覚スカイブルーは、空気のさまざまな振動の一部を切り取って、音として認識しているにすぎません。
 脳からでる神経は、首の辺りで交差し、右脳信号は左半身へ、左脳信号は右半身へ投射されます。ここは「交差し、投影する場所」として重要で、自己表現、自己投影をしていくのですが、聴覚スカイブルーが疲れると、受け取ったものを適切に仕分けできなくなり、無力になります。
 

聴覚スカイブルーが疲れると「悲しみの身体」になります
 聴覚スカイブルーが疲れるとになると、悲しみの身体になります。
 悲しみは、人間の根底を直撃する、もっとも深い感情です。でも、だからこそ、一から作り直すチャンスも与えてくれます。
 深い悲しみの状態に陥ってしまうと、人の親切を上手に受け取ることができません。これから生きていく気が湧いてこず、何をやってもうまくいかない気がして、自分の無力感にさいなまれます。悲しみはこまめに分けて対処しなくてはいけません。
◆口癖:はぁ・・、ふぅ・・、もうダメかも・・
◆ダメージ:心臓の愛の力が弱くなります。呼吸。咳が止まらなくなります。ショックなことが起こると、人はそれを核にして、いろんな感情をごちゃごちゃにしてしまいます。
 

武器:直感を読み解く
 聴覚スカイブルーは、言語表現中枢をもっています。脳で思考したことを、身体からの感情と交差させ、言葉として表現します。聴覚スカイブルーは、個人的な価値観・世界観を通して人と接していきます。周りには、一見して「よくわからない」印象を与えます。ところが、ひとたび、講演の舞台に立ったり、歌を歌ったり、詩を書いたり、絵で表現するなど、その人らしい表現の舞台が与えられると、人を魅了してしまうほどのスター性を発揮します。
 

SOS
 うっ血性の痛み、むくみによる鋭痛、腎結石、胆石などによる痛み(尿、胆汁の逆流により生じる)、逆流性食道炎による喉の痛み、心臓の僧房弁狭窄による胸の痛みなどは、聴覚からの疲労のSOSのサインです。
 
 

 

 

内分泌系・免疫系の回復させる平衡感覚グリーン

 平衡感覚グリーンが活躍している時、話しやすくてとてもフレンドリーな印象を与えるようになります。思いやりがあり、仲間をとても大事にします。ただ、だからといって、どこかに特化したグループには属しません。平衡感覚グリーン一人でいる方が楽なのです。
 分け隔てなさも行動に現れていて、周囲の人も平等な立ち位置を保ちますが、誰か困っている人がいれば、とても献身的にサポートします。でも、平衡感覚グリーンは一人が好きです。

 
必殺技:内分泌系・免疫系の回復
 内分泌系(甲状腺や副腎といった内分泌器官から血中にホルモンを分泌し、全身に必要な情報を伝えるシステム)や免疫系(白血球やリンパ球などを中心に病原菌やウイルス、異常な細胞を識別し、身体を保護するシステム)を回復していきます。
 

大好物:足のマッサージ
 足裏全体を、手でトントン叩いたり、テニスボールやゴルフボールでコロコロマッサージします。しっかり足裏がほぐれると、身体全体に柔軟性が戻ってきます。
 足の甲にある骨と骨を触って、凝っているところを押していきます。足の甲からほぐすことで、肋骨がほぐれ胸の筋肉が柔らかくなります。
 

長所:人生における覚悟を促す
 重力は、地上に住む者に等しく作用する共通ルールみたいなものです。宇宙空間に飛び出さないかぎり、重力から逃れることはできません。この重力という、重くのしかかったルールは、姿を変えて、人間としてのルール、国としてのルール、肩書でこう生きているというルール、日常生活を送っている「私」というルールになっていきます。さらに、どんどん形をかえて、個別化していきます。
 平衡感覚グリーンは足にも宿り、必死にふんばる足に変わります。そして、自分らしく、「足を地につけしっかり生きていく」という自分に与えられたルールに対して、そのプレッシャーに負けないで生きていこうとする覚悟をもちます。
 

短所:自分を見失う
「何かからはみだしてはいけない」と思うだけで、平衡感覚グリーンは強く反応します。しかし、ルールなんてはみ出そうとする心と、怖くてはみだせない心が葛藤しながらも、狭い範囲や狭いルールの上に自分をしばっていると、どんどん自分を見失っていきます。
 

平衡感覚グリーンが疲れると、「喜びの身体」になる
 平衡感覚グリーンは共感力が強く、人に優しいのですが、あまり相手が喜ぶことばかるに合わせていると、相手の気持ちに引き込まれて自分の気持ちを見失うことになります。
 相手に合わせてばかりのエネルギーは、まるで強風の中の凧のようです。相手主導になり、その人の態度によって、自分の気持ちが大いに揺さぶられるのです。
 「他人の喜びが、私の喜び」というのは、原理的に無理があります。自分の喜びには、やはり、自分で責任を持ちましょう。
◆口癖は、過剰な表現。「すごーい!」など伸ばす語尾。人前の時と、一人の時の気持ちの落差
◆ダメージ:迷走神経。迷走神経とは、頸椎から上半身(特にのどや胸部)を支配する自律神経です。心拍や呼吸が乱れやすくなる
 

武器:人生のバランスをはかる
 平衡感覚グリーンは、愛の中枢をもちます。人間関係、人との距離や境界線に対して、感謝、許し、慈しみ、共感をしながら、相手をほめて育てる力、自立させていく力、また、人生における覚悟を促すなど、人生のバランスをはかります。
 

SOS
 めまい、立ちくらみ、低血圧といった平衡感覚を失うような症状や、急に動悸がおこったり、電車に乗った時にパニックになったり、ズキンズキンするような頭痛、目の奥の痛み、手足にピリピリ電気がはしるような感覚と、それにともなうような痛み、あるいは、身体中をあちこち移動するような痛みは、平衡感覚グリーンからの疲労のSOSのサインです。