ジェッダ~ヒジャーズ王国の都~ | eren’s diary

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ジェッダJeddah

カリフ、
ウスマーン・イブン・アッファーン
によって、

647年に建設された古都で、

紅海に開かれたサウジアラビア
を代表する玄関口です。











現在ではリヤドに首都の座
を譲ったジェッダですが、

アブドゥル・アジズ・ビン・サウード
に征服されるまで、

アラビア半島西部に栄えた
ヒジャーズ王国の都でした。





町の大きさは
リヤドに次いで2番目ですが、
商業的な中心となっているのは
この町に他なりません。

ジェッダ・イスラム港には
世界中から船が集まり、

空港は毎年世界中から
イスラムの聖地である
メッカやメディナを目指す
巡礼者たちを迎え入れています。


ウスマーン・イブン
・アッファーン

イスラームの第3代正統カリフ
(在位644年 - 656年)

マッカ(メッカ)の
クライシュ族の支族である
ウマイヤ家の出身。


クライシュ族




4世紀頃からメッカ近郊を
勢力圏として遊牧および交易
を行っていたアラブ人の部族。

イスラム教の創始者である
預言者ムハンマドの出身部族
として知られています。

その一方で
クライシュ族は
ムハンマドの布教活動を
迫害し続けた
イスラームの敵対者でもあり、

クルアーンの中にも
クライシュ族はしばしば登場します。
(第106番目のスーラ)

クライシュとは
サメを意味するキルシュ
という語が元であり、

他者を捕食するが
自身が捕食されることはない
サメの圧倒的な強さ
を指し示しています。

現代においても、
ヨルダン王国や
モロッコ王国などでは
クライシュ族の末裔を国王
としています。



ウマイヤ朝

イスラームの預言者ムハンマド
と父祖を同じくする
クライシュ族の名門で、
メッカの指導層であった
ウマイヤ家による
世襲王朝である。





正統カリフ
(アラビア語で
正しく導かれた代理人たち
の意)

イスラム教・イスラム帝国
の初期の時代において

イスラム共同体(ウンマ)
を率いたカリフのことを
指すスンナ派の用語。

正統カリフ4代のうち
アブー・バクルを除く

3代の正統カリフが
暗殺されてこの世
を去っています。



ウンマ

アラビア語で「
と同義の言葉であり、

現代では
民族・国民・共同体
などを意味します。

ウンマ・イスラーミーヤ

イスラーム共同体と訳され、
イスラーム国家とほぼ同義です。



ヒジャーズ王国

1916年から1932年の間、
アラビア半島西部に
存在した国家です。

1925年の
ハーシム家支配終焉をもって
ヒジャーズ王国滅亡
とすることが多いが、

実際はヒジャーズの国名は
名目上その後しばらく存在し、
サウジアラビアの一部
を構成していました。



キング・アブドゥルアズィーズ国際空港

サウジアラビアの
ジッダにある国際空港。

サウジアラビアの
初代国王
アブドゥルアズィーズ・イブン=サウード
にちなんで命名されました。