今日は、トルコの映画監督セミフ・カプランオールの“ユスフ三部作”を観ました
壮年期のユスフを描く『卵(yumurta)』(2007)から青年期の『ミルク(süt)』(2008)
幼少期の『蜂蜜(bal)』(2010)と遡っていく
第一部の『卵』では、イスタンブールに暮らす詩人ユスフのもとに母親の訃報が届き、遠ざかっていた故郷に戻った彼のなかに失われた記憶が甦るという
第二部の『ミルク』では、母親と暮らし、詩を作ることに熱中する青年ユスフが、母親と町の駅長との親密な関係に気づき不安にとらわれていくというストーリー
完結編の『蜂蜜』では、山深い土地で養蜂家の父親と特別な関係を築いていた6歳のユスフが、その父の死と向き合うことを余儀なくされるというストーリー
トルコの養蜂は盛んで、巣箱の数では世界の実に10%弱を保有していて、一人当たりの年間消費量は800gを上回っているらしい
そういえば、トルコにいくと巣蜜ごと蜂蜜が差し出されるホテルやレストランが多い。。。 トルコ人は巣蜜ごと食べる習慣があるらしい
それはさておき、 三部作を通して、BGMもなく、セリフも最小限で、役者の表情や仕草、当たり前の日常や風景から感覚的にストーリー読み取らなければいけなかったので、わからない部分は全く分からないし
いきなり、ユスフが発作を起こしたときは何事かと思った
とりあえず、三部作一通り観たので、
早く友達に返そう
おやすみ