『 名探偵のままでいて 』
著:小西マサテル 発行所:株式会社宝島
2024年4月17日 第1刷発行 P405
楓の祖父は小学校の校長だったが
いまはレビー小体型認知症を患い自宅療養中。
しかし
楓が遭遇したミステリーの話をすると
謎解きをはじめた。
謎を解いている時の祖父は
いきいきとして元気になる。
そこで楓はたびたび祖父の家を訪れ
ミステリー話をするようになった。
表紙に惹かれて購入しました。
読み終わった感想は
すごいお祖父ちゃんだな。
って思いました。
レビー小体型認知症を患っているけれど
自分では幻視の自覚がある。
孫娘の楓に迷惑を掛けたくないため
あまり幻視の話はしないけれど
楓がミステリーの話をすると
幻視として犯行現場が目に浮かぶ。
それが妄想では無く
いままで培ってきた知識と独自の推理で
犯人を当てちゃう。
という展開に驚かされました。
謎解きは6話あります。
サクサクと読めるミステリー話でした。
ひきつづき
【 名探偵じゃなくても 】 読んでみようと思います。