本『 にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳 』
著:あさのあつこ 祥伝社文庫
2021年8月20日 初版第1刷発行 P424 (※2021年 36冊目)
呉服問屋の娘お糸が花嫁修業で奉公に来たところは
鈴江三万石の小さなお城だった。
1年間働き箔をつけて嫁に出そうと両親は考えていた。
そういう お糸は
幼い頃から みんなが見えないものを見えたり
妖しい感じを察知する能力に長けていた。
そして お城に出向いた時
城主の奥方様が猫だという事に気付いてしまった・・・・・・。
Amazonで なにか楽しい読み物はないかなぁ?
って 探していた時
おぉ これは面白そう。 と 思い購入しました。
読んだ感想は
期待度が高すぎたかな?
あさのあつこさんの物語で知っているのは
【 バッテリー 】 ぐらいです。
でも 原作を読んだんじゃなく
映画を観た記憶があります。
ほぼ忘れちゃったけど。
『 バッテリー 』(2007年・日本・119分・青春/スポーツ)
でも 嫌いなストーリーじゃなかったので
あさのあつこさんの本を読んでみようと思ったのです。
猫が奥方様ていう設定は面白いです。
で 1人娘の美由布(みゆう) 姫も誕生している。
こちらの方は 最後まで書かれていないのですが
彼女は 人間なのか? ネコなのか?
成長するにつれ どちらかになるんじゃない?
とか そのことが
頭の隅から離れませんでした。
お話の方は どうかなぁ?
さっきも書きましたが期待値が高かったため
えッ なんで?
って感じも なくはなく・・・・・・。
奥方の父上が登場するんだけど
外国かぶれで その設定もいいんだけど
ぜんぶ ひらがななので読みにくい。
言葉遊びも ちりばめてくれているんだけど
わたし あさのあつさんの本を読むのが初めてだったので
文体に慣れてなくて疲れました。
なので
印象としては 本の帯に踊らされちゃったな。
って感じです。
この本のファンの人 ごめんなさい。
それでは 最後まで読んでいただき ありがとうございました。