私の事 | 我が子がスムーズにアセンションする為に親が出来る事

我が子がスムーズにアセンションする為に親が出来る事

アセンションを妨げない子育ての仕方、心構えを現役某幼児教室の講師が語ります。
ご質問、お待ち致しております。

3人の子持ちで、
幼児教室の講師をしています。

上の子はもう大学生。
真ん中は高校生で下は小学生です。

初めての子育てはもう、大変で…
「~しなさい」「だから あなたはダメなのよ」と完璧を求め、重箱の隅をつつき 周りと比べ出来て無い事を責め、姑からの過干渉も有り
 いつもいつもイライラし 
パート先の環境に逃げて向き合わず…
酷い母親でした。

もちろん、信頼関係も築ける事無く 学校では問題を起こし とうとう4年生の時に発達障害の診断を受けてしまいました。

私は「いい子、いい大人」にする為に色々な私のやり方を強制し、母親のやり方を真似 一生懸命に指導した結果がそれです。

真ん中の子は私の顔色をうかがう子になり、イライラして爆発しそうになると 自分の部屋に素早く逃げる子になりました。
私は手の掛からない子だと思っていました。

下の子が生れたて時は上二人は11才と8才。
里帰りもせず、姑にも関わらず
のんびりとした育児が始まりました。
そして、新生児を相手する事で
上の二人の時の事を思い出し 
今は心の距離が離れてしまっている事に気付きました。
でも、どうしていいのか分からずにいました。

ご縁が有り、下が幼稚園に入りました。
その園は叱らない育児を謳っているとの事。
不安ではありましたが、紹介してくれた人の「親に優しいよ」の一言で決めました。

上の子の幼稚園は閉園。
真ん中の子の幼稚園では、
面談時に我が子へのダメ出しが多く
 いつも責められている感じがしたので。

そして、説明会の園長の話に泣きました。
子育てとは親子の信頼関係を育む事。
叱らないのでは無く、
子供の気持ちに寄り添う事。
そんな話を楽しげに話し、先生方も笑っている(他の幼稚園では親の前では笑って無かったのでびっくりしました)雰囲気に泣きました。
これが私に欠けていたもので、私の育児を困難にしているのは この無知がくるものなのだと 魂が震えました。

幼稚園生活が始まると、父母会が比較的まめに有り 楽じゃないと感じましたが、お母さん方が車座になり育児体験を共有し 園長のアドバイスが聞けるので 楽しみになりました。
そこでいままで思い込みを刷新していきました。

今 思い返せば、当たり前の事ばかりだと思います。

子供には親が理解出来なくても、それをする理由がある。
幼稚園と言えど、教育の場。
ストレスを適度に与える事で発達を促す。
学校という所はそういう所。
だからこそ、お母さんは子供にとってほっとする場所。
出来る様になるまで見守り、子供のタイミングに合わせる。等々

幼稚園で学んだ事を上の二人にも応用しました。
まずは信頼関係を取り戻す事。
とやかく言うのを止め
良く様子を見て、タイミングを図り
「大好きだよ」と伝えました。
どんだけ良い子なのかも伝えました。
真ん中の子は泣いてしまい、上の子は少しずつ心を開いてくれました。

そのスタンスを変えずにいたら、
我が子がどれだけ頑張っているのか分かる様になりました。
後は誉める事しかありません。
落ち込んでいても過度に励まさず、
気持ちに共感しました。
そして、いつも笑っていました。

その結果、勉強しなさいと言わなくても勉強する様になり、発達障害と判断された上の子は推薦で進学し、真ん中の子も自分の将来のビジョンを描く位自信がついてきたような気がします。

子供は自分で大人になっていくのです。

その過程を心理的、生物学的に学んで、
今は幼児教室の講師をやってます。
子育ては楽しいのだという事実の周知と
それを阻んでいる思い込みを少し変えるお手伝いです。