入院中は、体調も安定せず、リハビリが午前・午後とあり、倦怠感をぬぐえない私にとっては、ハードでしたので、面会は殆どお断りしていました。


暇な時間は、自主トレーニング、寝る、ひたすら読書もしくはDVDを観たりしていました。
元々、TVは見ないので、入院中も一度もつけていません(笑)


話す相手は、主治医、看護師、理学療法士、他の患者さん、クリーニング担当の方、母、ぐらいでした。


いつの間にか、病室でお局になり、同室の患者さん達と仲良くさせていただいてましたてへ


もちろん、他の部屋の患者さんともご挨拶させていただいていたので、顔見知りにおんぷ


同室には、リウマチの方は私の他にお二人いらっしゃいました。


リウマチそのものではなく、階段から落下してしまったり、副作用からの合併症で入院されていました。


リウマチの辛さをとことんお話しました。


朝起きたら『今日の調子はどう
?』と言う会話から始まります。


リハビリから、「ただいま戻りましたー(^o^)」と帰ってくると、『疲れたでしょ?ゆっくり横になりなさい。』と。


また雨の日(特に前日)は、『今日は痛みが強いわ、雨かしらねぇ?』と。


私がフラフラしていたり、吐き気に悩まされていたり、痛みが強く車椅子を利用しなければならない状態になった時、『無理はダメよ~(^.^)』と注意してくださいました。


『あなたは、若いからホントに良くなってほしい。』と励ましてくださいました。


皆様の共通点の多い会話が、とても心地よかったです。


90歳ぐらいの方からは、昔話をたくさん伺いました。


結婚感、子育て、食文化、ご本人の苦労話…等、


モノが無かった昔 と モノに埋もれている今、
この変化を目の当たりにしてこられた方は、
今の供給過多な時代が、"贅沢""自由""便利"と感じるようです。


ただ、昔の方が"幸せ"だったとおっしゃっていました。


私もそう思います。
今は孤の世界が多いと思うからです。


入院後半は、幸か不幸か隣に同世代の子(海外で交通事故)が入ってきてくれたので、違った話題で会話が弾みました。


病気についてではなく、恋愛、旅行そして映画、スポーツ等です。


彼女のお陰で、入院生活が華やかになりました。


退院したら、リウマチが良くなったら、"やりたいこと"が沸々と込み上げました。


良くなりたい!治りたい!という気持ちが強くなりました。


彼女がカンフル剤となってくれたこと、間違いありません!!


幸せとは何なのか。
人生でやるべきことは何なのか。


見えてきました。
価値観は、経験によって変わるものかも知れませんが、この時私は、"こうだ!"と心へ、そして脳へもしっくりくる"軸"が出来たのです。


彼女が貸してくれたDVDは、ヨーロッパ映画が多く、この"抜け感"が私の心の重荷をとても軽いものにしてくれましたのも事実です。


こんな楽しい入院生活、良いのでしょうか(笑)


皆様へは、言葉では表現出来ないほど、大きな感謝の気持ちが止みませんキャハハ


以上、患者さんへの気持ち、忘れたくない備忘録((φ( ̄ー ̄ )