Le Baiser
Le Penseur
Le Secret
なぜ今頃ロダン(Auguste Rodin 1840-1917) のカレンダーか?
写真はロダン美術館(パリ) の2005年のカレンダー(15.5×18cm) だが、書棚の隅にあるのをみつけ眺めていてふと気づいた。
月日の曜日が今年とまったく同じだと。
これはすごく珍しいことなのか? それほどでもないのか?
だいぶくたびれている頭を一所懸命に使って考えてみた。
1年は365日、週に直すと52週と1日になる。
従ってある年の元日が土曜日ならば、翌年の元日は日曜日になる。
こうして曜日が一つづつずれていくと 8年目の元日には同じ曜日となるわけだ。
ところが4年に一度閏年(うるうどし)があるのでややこしいことになる。
7年間を1ブロックとして考えると、この閏年は必ず1回か2回はある。
そうすると元日の曜日が前の年より2つ先になる年がある事になり、ブロックで考えると曜日が3つ先になる時もある事が分かった。
従って元日の曜日と同じ曜日の年は同じ間隔で現れるとは言えないことになる。
そこで2005年と同じ曜日の年を調べてみたら次が2011年でその次が2022年だと分かった。前から11年目となる。やはりかなり珍しいことなのだと言えそうだ。
では、もし2005年が閏年だったとしたら、同じ曜日の年は次はいつになるのだろうか?
カレンダーの次の写真を載せるまでに考えてみよう。
(写真は上から 表紙・1月 「口づけ」 2月 「考える人」 3月 「秘密」 「3月の曜日」)