がんばらなくても、
実年齢マイナス5歳の印象へ。
自分の手で整えるナチュラルエイジングケア
セラピスト Satoko
こんにちは![]()
【経皮毒】という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
化粧品、日用品などに含まれている成分が
皮膚を通して吸収されることを経皮吸収と言いますが、
経皮毒とは体に悪い成分となる有害物質が
皮膚を通してからだの中に入ってきて
蓄積してしまうことを言います。
顔の表皮や頭皮は
化粧品やシャンプーを直接つけることが多く、
それらに含まれる化学物質が皮膚から吸収されて
老化やたるみの原因になったりしないのか!?
と不安にもなりますね。
しかし現在の皮膚科学では、
“化粧品成分が毒として体内に蓄積する”
という明確な科学的根拠は示されていません。
皮膚は単なる膜ではなく、
強力なバリア機能を持っています。
角質層は外部からの異物侵入を防ぐ構造をしており、
通常の化粧品使用で
有害物質が大量に吸収・蓄積するとは
考えにくいとされています。
かといって、
皮膚を経由して物質が体内に吸収されることは
ゼロではありません。
ただし、吸収される量は
-
分子量
-
脂溶性
-
接触時間
-
皮膚の状態
によって大きく左右されます。
医薬品の経皮パッチや湿布の薬剤は、
皮膚から吸収されやすいように
特別な構造になっているそうです。
一方、通常の化粧品は
そのような設計にはなっていません。
なので、
顔につけるものの影響で顔がたるむ、
ということは
ほぼないと見なして良さそう。
顔のたるみに関しては、
研究で明らかになっている要因があります。
●まず一番大きな要因が『紫外線』
紫外線をいつも浴びていると、
真皮のコラーゲン分解が促進されます。
これは“光老化”と呼ばれていますが、
光老化は、
皮膚の弾力低下やしわ・たるみに直接関与します。
次に
●加齢による『真皮コラーゲンの減少』
肌の土台を支えている「コラーゲン」。
なんと25歳をピークに年々減少するそう![]()
おまけに代謝も落ちるから、
古い劣化したコラーゲンが蓄積して
それが肌のハリ低下の原因に。
老化した細胞は
コラーゲン産生能が低下するのに加え、
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)という
コラーゲンを分解する酵素の産生を増加させます。
まさにダブルパンチ![]()
●『慢性炎症』
「炎症性老化(インフラマエイジング)」
という言葉を聞いたことがありますか?
無症状の慢性的な炎症により、
老化や加齢性疾患が促進される現象を現します。
強い摩擦や過度な洗浄によるバリア破壊が続けば、
慢性炎症を通して
ハリ低下に寄与する可能性はあります。
現時点で、
✔ 経皮毒が顔のたるみを引き起こす
✔ 化粧品成分が体内に毒として蓄積する
ということを直接証明した
質の高い研究は存在していません。
一方で、
✔ 紫外線
✔ コラーゲン減少
✔ 慢性炎症
✔ 表情筋・筋膜の影響
は科学的に支持されています。
ですので、
たるみ予防として
-
紫外線対策
-
摩擦を減らす
-
保湿によるバリア維持
-
首・表情筋の緊張緩和
-
頭筋の柔軟性維持
これらが現時点では有効ではないかと思います。

