緩和ケアのギャップ | 美容家KIKIの日記


 天国への入り口


夜があけ、



看護さん、先生がきてくれて母の状況を話し、本人、家族の希望も伝えました


『痛みがひどいので、痛みを早くなくしてあげてほしい』と


そして、遂に緩和ケアの入り口、天国への橋をかけることに。。



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今まで母が処方してもらっていた薬は、普通の人でも使える1番強い痛み止めを、数種類組み合わせて飲んでいました



それが効かないとなると、次は麻薬的(モルヒネ)な薬にうつるのだそうです


そうすれば、今の痛みは取れるのだそう。ただ麻薬的なものなので、『生きる力は更に弱くなる』とのことでした。。。



色んなことが想像できました。


まだ母と過ごしたい。話がしたいし、お世話したい。


私はそんな気持ちだけど、痛いのが続くのは可哀想…



先生と看護さんから十分説明を受け、その日の夜から緩和ケアの入り口となる薬を飲むことになりました



 最後にありがとうを



夜になって薬を飲ませる前に、母にしっかりと感謝を伝え、抱きしめようと思いました


説明もしました


『痛みはもうなくなるからね。でも強い薬になるから伝えておきたいんだけど、今まで沢山助けてくれて本当にありがとう。子供達もお世話になりました。


お母さんが天国に行くまで、今度は私がちゃんとみててあげるから安心してね。』



的なことを伝えて、抱きしめました。涙が溢れました


この時、母は話すことはできなかったけど大きく返事してくれました


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このお薬を飲ませるとき、口に入れる瞬間も、

 

すごく凄く…


複雑な気持ちでした。。。




母が楽になるとはいえ、生きる力や意識、内臓機能を止める薬だから…。死に近づく薬を、私の手から飲ませるのが…


変な言い方だけど、母を私が麻薬漬けにするのかー…って感じ


自分の娘には、こんな辛いを思いさせたくないな、と思いました


そしてこのお薬を飲ませた直後から、


顔つきもまた変わり、意識ももうろう


起きることもほとんどなくなりました




いつ止まるかわからないような弱々しい呼吸なのに、この薬を飲ませないといけないのが本当に辛く、毎回、何とも言えない気持ちになります



でも母は痛みから解放されて、楽になったと思うからこれでいいんだよねって、


思っています




 緩和ケアのギャップ



緩和ケアのイメージと現実は、私の場合ギャップがありました


心地よい音楽と、良い香りと、爽やかな環境で、穏やかに…そんなイメージしてた笑




うちの場合は、自宅だからそんな環境じゃないってのはあるけど


薬で末期癌の痛みをなくすということは、意識も無くすという事なので、そんな美しいもんじゃないですね笑


説明しにくいけど、正常でない行動というか(せん妄)


表情も言動も全て、変わってしまいました








薬を切り替えてからは、1時間に一度の介助も必要なくなり、世話としては殆どする事がなくなりましたが、(急なせん妄はあるので、目は離せません)



前の方が気持ちが楽でしたね!




看護さんが言ってたけど、


『家族が状況をみるのが辛くて、緩和ケア病棟へ行かれる方も多いから…


ご本人(母)に意識はあまりないので、あまり無理しないでね』と



このブログを書いてから、ご経験がある方からメッセージを頂くのですが、同じように感じていらっしゃる方が本当に多かったです


みんな同じ気持ちなんだよね。家族だからこそみるのは辛いです





だからどうとかじゃないし、病状的にこうすることが痛みに苦しむ母のためであったので、後悔はありません。




でも今おもうと。


父がなぜ、緩和ケアをしなかったのか、その理由がわかった気がします



本人は末期がんの痛みに相当苦しんだとは思いますが、最期まで意識はありましたし、私や孫の事もわかっていました






 だから私は



父と母、2人とも癌での闘病をみて世話をする経験ができてよかったです


いずれ必ず訪れる死を、どのように迎えるか。何でも経験は早い方がいい。その後の行動を変えられるから。




私は大切な人のために、病気にならないように食事には十分気をつけるし、もし万が一、


癌になったとしても、父のように最期まで自分の意識で自分の命の終わるタイミングで死にたい



緩和ケアは絶対にしたくないと思いました。こんな姿は、旦那さんにも子供にも見せたくない




母から最後に教えてもらった教訓として、前向きに受け止めています!



父やご先祖様が、母の魂を早く迎えにきてくれるといいなと思います




 考えてみて



今、砂糖小麦断食2週間ビューティーキャンプをインスタグループ非公開でやっています



そこで、現代の食の安全がどこまで守られているかの事実を、素人ながら精一杯、皆さんにお伝えしています




糖、小麦に始まり…


遺伝子組み換え作物、農薬、化学肥料、放射能汚染、水、人工添加物etc


知らないと、病気を避けられないような食べ物を毎日食べていることになります




国立がんセンターがん対策情報センターの推計によると、一生涯のうちに何らかのがんになる割合は、男性で49%、女性で37%とされています。このため、「日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる。」とも言われています



こんな事言うと不謹慎そのものですが…笑


癌はまだいいです。だって、終わりが近いから。


でも認知症は…

(寝たきりワースト世界一の日本平均12年)


認知症が急増しているのも、食の影響が大きいです。特に糖じゃないかな?脳を狂わせます






2025年には730万人へ増加し、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。


恐ろしいです



でも、私たち、私たちの子供が高齢者になる頃はもっと増えてる


日々の食べ物、不眠、スマホ依存…





今でも、癌は3人に1人。認知症は5人に1人。


ここに入らないような知識を得て、行動にうつしてしていきたいです



父が無知だと、家族は貧乏に


母が無知だと、家族は病気に




つづく。