今日は、スポーツクラブで、
今まで出席したことのない
プログラムに参加しました。

プログラム名は、
「骨盤矯正ストレッチ」。

最近、腰に痛みを感じ、
風呂あがりにストレッチなどをやっています。

しかし、効果が見られないので、
自分にとって調度良いプログラムでした。

実際に、参加してびっくりだったのが、
「満員」。

かろうじて参加はできましたが、
マットで自分のスペースを確保することが大変でした。

やっと、
自分のスペースを確保できた、と
安心していた矢先、

40代位の男性が、
「そっちにどいてくれませんか」
と言って、
いきなり自分のマットを右側に敷き始め、
私の右側のスペースに入ってきました。

ちょっとムカつきましたが、
まあ、お互い様ということで、
左にずれました。

しばらくして、前方から、
60代位の女性が、
「私、ここに入ってもよろしいでしょうか」
と聞いてきたので、
思わず、
「どうぞ、どうぞ」と言って、
私だけでなく、
周囲の人も少しずつずれて、
スペースを空けました。

この方の場合は、
特にムカつくこともなく、
自然に譲ってあげることができました。



状況はほぼ同じです。
男女とか年齢の差はありますが、
それが要因とは思いにくいです。

では、この違いは何なのでしょう。

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命令されると抵抗する
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そうです、頼み方なんですよね。

最初の男性の頼み方は、
言い方を変えると、
(私がここに入りたいので)
「あなたが、あっちに動いてください」

と、相手を動かそうとしているのに対し、

次の女性の民の方は、
(私がここに入りたいので)
「私がここに入っても良いですか」

と、自分が動くことの許可をとっています。

人から命令されると抵抗しますが、
人が勝手にやる分には、
場合によっては協力をする、
ということになるんですよね。

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許可を求めると許してもらえる
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メッセージの主語を異ならせることについては、
コーチングスキルとか、
アサーションテクニックとか、
いろいろな枠組みでも紹介されていますが、

まあ、そんなアカデミックな枠組みを覚えるよりは、
簡単に、
「許可を求めると、許してもらいやすい」
ということです。

ご家庭で、あなたがTVを見ている時に、
奥さんやお子さんが、
いきなりチャンネルを変えたら、
イラッとしますよね。

その前に、一言、
「チャンネル、変えていい?」と
許可を求められると、
「いいよ」
となってしまいませんか。

折角行動するなら、
相手に受け入れられやすい形で
行動したいですよね。

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協力をし合う
頼ってミッションにすることができる
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許可を得る、というと、
ちょっと仰々しいかも知れませんので、
更に抽象的な言い方に変えますと、

相手に委ねる

ということなんですよね。

或いは、更に仰々しく言うと、

承諾というコミットメントをさせることで、
あなたの影響力を最大限にする

ということなんです。




いかがでしたか。

今日は、
「喜んで譲ってもらえる言い方」
をテーマに、

命令をすると抵抗されますが、
許可を得ようとすると、
気持よく承諾してくれる、
という話を通して、

人にお願いをする際に、
気持よく受け入れられてもらう方法について
説明させていただきました。

当協会には、
このようにマインドをイノベートする方法があります。

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