仕事を部下にどのように頼むか。

命令だと、反発される。

そこで、部下を持ち上げて、
お願いしてみることにした。


君は、○○するのに長けているから、
是非、協力して欲しい。

ついては、これをこうやって欲しい。


・・・

よしっ、完璧な依頼の仕方だ。

と、思ったのに、
あまり乗り気ではなさそうだ。

おかしいなぁ。

そこで、ちょっと聞いてみた。

できるかどうか不安なのか?
ちゃんとサポートするから大丈夫だよ。

しかし、顔の表情は変わらない。

まったく。

じゃあ、どうしたいんだ?

と聞いたら、

その方法と違う方法でしたら、
やってみたいのですが。

えっ!
この方法が気に入らないのか?

気に入るとか、気に入らないとか、
好き嫌いで言っているのではありません。

仕事ですから、お願いされたらやります。

ただ、方法論まで指定されると、
誰でも良い、ってことじゃないですか。

そうか、例えば、のつもりで言った方法論が、
やる気をそいでしまったのか。


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あなたならどうするのか、を聞く
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命令よりは、お願いの方が表現は柔らかいです。

しかし、方法論まで指定されたら、
結局頼まれたことは「作業」です。

結果が同じであれば、
方法は問わなくても良いはずですよね。

そこで、結果のありたい姿を示すだけで、
やり方は本人に任せてみてはいかがでしょうか。



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資源の価値とエネルギーを結び付けられる
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折角、部下に仕事をやってもらうのなら、
自分の意志で、積極的に活動してもらいたいですよね。

お願いすることができるようになれば、
あと一息。

方法論まで、部下に委ねられるようになれば、
部下は「任された」と思って、
エネルギーをたくさん使ってくれます。

このようにすれば、
部下という資源を最大限に活かすことができるのです。

今回は、
「お願いされてもやりたくない」
をテーマに、仕事の頼み方について考えてみました。

命令ではなく、お願いをする。

それでもかなり譲歩していますが、

もっと譲って、
方法まで相手に委ねてみると、
相手は自分が認められたと思って、
一生懸命やってくれるのです。

折角仕事を一緒にするのですから、
お互いの「強み」を最大化できるように、
働きかけたいと思いませんか。

当協会には、
このようにマインドをイノベートする方法があります。

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