今日、銀行から天下ってきて役員になった方と
一日一緒に過ごすことになり、
その方のビジネスに関する思いを聞く機会がありました。

今日は、その中で気がついたことを
述べさせていただきますね。

まずは、対話から。

そもそも、なぜ、ウチの会社に
来ることになったのですか?

私は別の会社に転籍して、
そこの会社の経営者だったのだけど、
定年で、働く所がなくなったので、
この会社の社長さんに相談したら、
家も近いし、来てみたら?と言われて来ました。

えっ?
銀行時代に、ウチの会社と縁があった
とかではないのですか?

ないよ。

えー、じゃあ、どうしたいとか、
そういう気持ちは?

それは、こらから話を聞いてみて、
自分が役に立てそうなことがあったら、
手伝おうかなぁ。

えー。
そんな気持ちでビジネスをされているのですか?

うん。

昔からそうだったのですか?

うーん、銀行員時代に、
仕事を一生懸命やり過ぎて、
体をこわしちゃったんだよね。

それからは、
仕事はやるけど、
あんまり気持ちが入らなくなって。

結局、やりたいことなんか
言っていられなくて、
与えられた仕事をやるだけ、
って感じかな。

その後、消費者向けの
ローンの会社の経営者になったけど、
好き嫌いなんて言ってられないでしょ。


経営として、
人・モノ・金をどう、投入するか
ということは考えたけど、
気持ちは無かったなぁ。

・・・

自分に正直、と言えば正直ですが、
思わず、
「ここに来るべき人は、
 あなたじゃなくても良いですよ」
と言いたくなりました。

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気持ちがないと、支える意欲がわかない
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年配者だから、上司だから、と言って、
支えてもらえる時代ではなくなりました。

ただ、その理由についての自分の考え方は
昔と今では大きく異なります。

昔の、若かった頃の自分は、
年配者でも、上司でも、
「能力の低い人には従わない」
と思っていました。

しかし、今の自分は、
年配者でも、上司でも、
「自分の意志や気持ちがない人を
 支える気にならない」
と、堂々と言えます。

逆に、今日、
自分のココロの中で明確になったことは、
人はココロで動く、ということ。

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想いを伝える
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かっこ良く言うと、
「ビジョン」とかですが、

まあ、そんな言い方をしなくても、

自分が携わっていることに対して、
「意志」や「気持ち」がないと、
人は支えてくれません。

それも、
否定的な意志や、
否定的な気持ちではなく、

前向きな意志や、
前向きな気持ちに、です。


「コストを下げたい」
というのではなく、
「利益を増やしたい」

「無駄を無くしたい」
というのではなく、
「皆が精一杯やりたいことに
 集中できるようにしたい」

など、表現の部分もありますが、
人に影響を与える時に求められるのは、
根底には、現状を「肯定した」上で、
更にそれをプラスにするような気持ち、
だと想います。


いかがでしたか。

今回は、
「気持ちを入れない経営」という、
観点で、

経営者が気持ちが入った言動をしないと、
人は支える気持ちになりにくい、
というお話をしました。

折角、経営に従事されるのなら、
多くの人に、
素敵な影響を
与えられるようになりたいと思いませんか。

当協会には、
このようにマインドをイノベートする方法があります。

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