なかなか成績が上がらない生徒がいるとき、
お願いするY先生とお話しした内容です。
成績が上がらない
勉強に身が入らない
勉強する気がない
と不満なお母様方。
「頭が悪いから」
「周りの人は頭が良いから」
「勉強しても全然わからない」
と言い訳や愚痴をこぼす生徒。
生徒たちは、
暗記が苦手 → 頭が悪い → やる気が出ない。
お母様方は、
「うちの子はやる気がない」
「あれだけ勉強しているのに頭が悪いのかしら」
という事になります。
先生に尋ねると、あっさりと、
「暗記の方法が確立してないんですよ」
「暗記の方法がわかれば、成績が上がることがご褒美となり、勉強時間は自然に伸びます」
ここでやっとやる気が出てきます。すると、
「本気になってきます」
「成績が上がってくれば元気になります」
暗記は、やる気→本気→元気です。
好循環を作れば良いんです、と。
効率の良い暗記の方法は一人一人違います。
英単語帳、漢字練習帳に代表される暗記のための書籍は教科ごとにたくさん出版されていますが、同じ本を使っているのに差が出てしまうのはそのためで、覚えられない生徒は脱落していってしまいます。諦めてしまうからですよね。
暗記するためには、
知る → 馴染む → 繰返す → 使ってみる
という手順が思い浮かびます。
塾の先生もお母様方も3番目の繰返す。と、4番目の使ってみる。を学習と考えているようですから、どうしても根性論になってしまいます。生徒たちにとっては、これがあきらめや反抗する原因になります。
本来、学校の授業や塾の授業、親子の会話によって、1番目の知る。と、2番目の馴染む。を行うべきですが、興味がない子供達は授業や会話から学ぶことは少なく、「馬の耳に念仏」といった状態です。
・授業をしっかり聴こう
・今日授業で面白かったこと
お子さんに問いかけるのが大事ですよね。
それでも授業で吸収できない子は、興味が持てるような話をしてくれる先生にお願いするかお母様がお話をするか。二者選択となります。
次回から各教科の暗記について、もう少し具体的にお話しします。 《つづく》
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