こんにちはEPSDC研修会の三浦でございます
さてさて前回のブログでStageⅡの第四回目の様子をご紹介させていただきました
StageⅡ診断学アドバンス第五回目には、
西山 暁先生(東京医科歯科大学 顎関節治療部)をお招きし、
特別講義をしていただきました
今回のテーマはズバリ「顎関節症とForce control」
です。
講義のスタートは、
「顎関節症ってどんな病気?」
を90秒間で一人ずつみなさんの前にでてプレゼンをすること
まさかの不意打ち!
とっさに与えられた課題にみなさんびっくりされていましたね
そんな衝撃な幕開けからスタートした第五回でした
受講生の先生方の中には、
顎関節症の診断に苦手意識をお持ちの受講生の先生方も多かったようで
臨床ではよく出くわす顎関節症も、積極的に治療まで踏み込めずにいる・・・などのお悩みもちらほらあがっていました
2014年に発表されたDC/TMD(Diagnostic Criteria for Temporomandibular Disorders)のプロトコルに基づいた顎関節症の診断についての講義が進んでいきます。
顎関節症の背景にはさまざま因子の影響があると考えると
ますます診断に難渋する症例が多いのではないでしょうか。
その疑問ひとつひとつに対して詳しく西山先生が解説してくださいました。
開口量測定や触診法に関しては相互実習をおこないました。
(これは開口量測定シーン)
西山先生を患者さん役になっていただき、TCH是正指導の相互実習も行いました。
講義であたまでわかっていても、実際に患者様にわかりやすく説明することは
とてもむずかしいですよね
同じトピックであったとしても、それぞれ先生方の話の切り口が違って
「こんな説明の仕方もあるのか〜」と私自身とても参考になりました。
患者さんに理解してもらえるような自分なりの話し方、
内容を模索することは大事ですが、他の先生の説明の方法を聞きますと
自分に足りなかった知識や情報が増えますね
そして今回のランチタイムはランチョンセミナー!
当院の歯科衛生士中尾による予備問診(Preinterview)について
プチセミナーを行いました。
予備問診は初診の患者様の治療につながる情報収集としてとても重要です
当院では、
予備問診で聞いた内容はドクターの診察導入をスムーズに行うために導入しています。
また、初診の患者さんは「これからどんなことをするのだろう。」
「どんな先生かな?」など
皆様いろんな期待や不安を背負っていらっしゃると思います。
出会ってすぐには患者さんのお気持ちを理解することは極めて困難です。
ですが、患者さんの気持ちを少しでもこの予備問診でくみとることができれば、
患者さんとの信頼関係をつくる第一歩となるでしょう。
予備問診はとても重要なパートです。
もちろん、
歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科助手、受付と、院内のスタッフが連携を取り患者さんをお迎えしていく必要があります。
まさにチーム医療ですね!
この予備問診に関しては先日のブログでもご紹介させていただきました通り、StageⅡでは最終回に
東京医科歯科大学大学院教授 豊福 明先生をお招きし、
患者対応についての講義をしていただく予定です。
(問診の相互実習ロールプレイもおこなう予定です)
最終回は公開講義になっておりますので、
ご興味のある先生方はぜひご連絡ください!!
そしてセミナーのあとは中庭でプチBBQ
酒のつまみ...
西山先生大変ありがとうございました