気付けばあの猛暑は何処へやら・・・
肌寒い季節となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか
こんにちは、EPSDC研修会の三浦でございます
夏が大好きな三浦にとっては涼しい季節の訪れは過ごしやすく嬉しい反面
今年も楽しい夏が過ぎ去っていったなとセンチメンタルな気持ちになる今日この頃です。
そんな日本の暑かった夏にふさわしく、
EPSDC研修会のStageⅡには素晴らしい特別講師の先生方をお招きし
外の暑さにまけないくらいの熱意ある講義をしていただきました
夏の思い出として講義を振り返ってみようと思います
StageⅠでは主に歯原性の痛みの診断を中心に講義を行ってまいりましたが、
StageⅡではさらに「非歯原性の痛み」が大きなテーマとなっています。
「歯原性の痛みの鑑別は完璧!!」
というところまで学習が進んだ先生も多いと思いますが「非歯原性」の痛みについて忘れていませんか
「歯原性の痛みじゃなかったら全部非歯原性の痛みでしょ」
「原因のわからない痛みは非歯原性の痛みでまとめでしまえばいいんでしょ」
と心の奥底でもこんなことをおもってしまった先生
残念。
お手間を頂戴しますが
歯原性疼痛が鑑別診断が必要なのですから、
もちろん非歯原性疼痛にも鑑別診断が必要です
非歯原性疼痛に対して苦手意識が強い先生方も多いかもしれません。
そんな先生方にはStageⅡはなによりも朗報です
講義を通して歯原性疼痛と非歯原性疼痛の総まとめができるわけです
さらに今年は非歯原性疼痛の分野のスペシャリストの先生方を3名をお招きし、かなり豪華な講師陣の先生方にお越しいただきました。
まずは第一弾として、
8月5日は安藤 彰啓先生(都内開業:あんどう歯科口腔外科)
を特別講師としてお迎えいたしました
安藤先生は米国口腔顔面痛学会の専門医を取得されている口腔顔面痛のスペシャリストの先生です。
まずは知識試しにと、小テストとともに開始となったセミナーでしたが、
なかでもこの日のメインイベントは
「トリガーポイント注射実習」
でした。
まずは顎顔面の触診の相互実習からはじまりトリガーポイントを見つけていきます。
私も実際に安藤先生に触診していただき、トリガーポイント発見
そしてマネキンを用いたトリガーポイント実習!!
ドライスカルに鶏肉のささみを咬筋にみたてて貼り付けます
受講生の先生方も真剣にとりくんでおられました。
普段やりなれていないと咬筋へのトリガーポイント注射なんてできるの
と不安の声も多くあがりましたが、ポイントさえつかみ、模型で練習して感覚を覚えることができるので
臨床ですぐにいかせるスキルアップにつながったように思います
刺入するときにはじめはおそるおそるといった様子でしたが、ポイントは素早く刺入することだそうです。
手順は反復しておぼえることが重要ですね。何事も練習が必要です。
やはり講義で頭で理解してるとおもっても、実習で実際に手を動かしてみると思ったようにうまくいかないこともありますね。
講義で得た新しい知識をそのまますぐに実習で練習できるということは、とてもいいチャンスですね
受講生の先生方からもとても好評なセミナーとなりました
Vol.2に続く。。。