「80后」という言葉があります。
1980年代に生まれた人たちを指す言葉ですが、お金持ちで、それを湯水のごとく使う人たちというようにも見られています。
前回、’78年に市場原理を取り入れてから、一直線に経済成長してきたという話をしました。
‘79年に一人っ子政策を取り入れたということも。
つまり「80后」は、物心ついた時から、昨日より今日、今日より明日が、裕福になっている、という人生(まだそれほど長くない人生ですが)を歩んできたのです。
成人しても人の下で働きたいとは思わないでしょう。
両親やそれぞれの祖父母、6人がためてきた、使い切れないお金があるのです。
若くして家や車を買う。
さらにブランド品を買い漁る。
また珍しいものはないか。
どこか面白いことはないか。
でもそれにしても、と思いませんか。
お金があるのは分かったが、中には仕事の中に充実した人生を見つける人がいてもいいのではないか。
また無理に使わずに、貯金しておこうと考える人がいてもいい、と。
その通りだと思います。
この先は私にもわかりません。
わかりませんが、多分、何か彼らをして不安にさせているものがあるのでしょう。
例えば… 根拠のない本当に「例え」だけですが、
共産党が傾いたら、彼らが今持っている資産はどうなるのでしょうか。
ただの紙きれになる。
反対党が政権を取ったら、土地や車なども没収されてしまうかもしれない。
ほんの三十数年前まで文化大革命をしていた国なのです。
古い文化が破壊しつくされ、裕福な人から財産が没収され、五千万人とも六千万人ともいわれる餓死者が出たと言われています。
それがもう一度起きないと、誰が言い切れるのでしょう。
富める者ほど不安に思っているのかもしれません。
最近の、尖閣問題に端を発した、知性の欠如した騒ぎ方は、地震を予知した鯰の騒ぎ方に似ていませんか。お金を今のうちに、何かの動産に…
どこの民族だったか、常に国が倒れた時のことを想定して資産を〝金〟に替えておく、というのと同じ考え方です。
色々言わせて頂きました。
私の言っていることは、もしかしたらただの妄想かもしれません。
ただ事実としていえることは、
・今使い切れないほどのお金をもっている人がいる。
・そしてその人たちは、それを使いたくて仕方がない。
翻訳広告はそういう人たちに送るメッセージなのです。
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(以下、次号)
