夏になると、顔や腕には日焼け止めを塗るのに、「髪」や「頭皮」の紫外線対策は意外と見落としがち。
でも実は、髪の毛や頭皮も紫外線の影響をしっかり受けているんです。
この記事では、髪が紫外線を浴びることで起きるダメージと、安全にできる紫外線対策の方法をわかりやすくご紹介します。
髪が紫外線を浴びると起きるダメージとは?
① キューティクルの破壊(パサつき・ツヤの低下)
髪の表面を守るキューティクルが紫外線で剥がれ、パサつき・ツヤの喪失が進行。触るとゴワつき、まとまりにくくなります。
② 枝毛・切れ毛が増える
内部の構造がむき出しになることで、毛先が裂けたり切れたりしやすくなり、見た目の印象が一気にダウン。
③ 髪色が退色する(カラーが落ちやすくなる)
紫外線には色素を壊す力があるため、カラーリングした髪は赤っぽく退色しやすくなります。
④ 髪の弾力・しなやかさが失われる
髪のたんぱく質(ケラチン)が分解されてしまい、ゴワゴワ・バサバサの手触りに。
⑤ 頭皮への悪影響
紫外線で頭皮が炎症を起こしやすくなり、乾燥・かゆみ・フケ、さらには将来的な薄毛や白髪のリスクも。
紫外線は「髪の老化」を加速させる原因の一つ。
肌だけでなく、髪も毎日のUV対策が大切です。
髪の紫外線対策4つのポイント
1. 帽子や日傘で直射日光を防ぐ
もっとも確実で効果的な対策は、紫外線を「遮る」こと。
帽子は頭頂部をしっかりカバーし、頭皮と髪を同時に守ってくれる優れもの。
• 髪のパサつき、退色予防
• 頭皮の日焼け防止
• 熱中症対策にも◎
UVカット加工された帽子や、おしゃれで通気性のよい夏素材の帽子など、選択肢も豊富です。
2. 洗いすぎ注意!やさしく洗って保湿
汗をかいても1日1回の洗髪で十分。強い洗浄力のシャンプーは避けて、保湿タイプやダメージケア用を選びましょう。
3. アウトドアの後はしっかり補修ケア
紫外線を浴びた日は、集中トリートメントやヘアマスクでダメージ補修を。
「紫外線ダメージ用」の表記があるものを選ぶのがポイントです。
4. 洗い流さないトリートメントで保護膜を
UVカット成分入りや、髪に保護膜を作ってくれるアウトバストリートメントがおすすめ。外出前のケアにぴったりで、吸い込む心配もなく安心です。
紫外線は春〜秋がピーク!早めの対策がカギ
実は紫外線は、4月頃から強くなり、5〜9月がピーク。夏だけでなく、春からの予防が重要です。
毎日少しずつ蓄積する髪のダメージは、見た目だけでなく将来的な髪質にも影響する可能性があるため、早めの対策が大切です。
髪も「UV対策」が新常識!
肌と同じように、髪や頭皮も紫外線にさらされています。
乾燥・枝毛・退色…すべて「日焼け」が原因かもしれません。
大切な髪を守るために:
• 帽子でブロック
• 洗いすぎないケア
• トリートメントで補修+保護
この3ステップで、夏もツヤ髪・健康な頭皮をキープしましょう!