紫外線対策講座の時にお客様から質問をいただきます。
質問:
中高校生時代にテニス部で365日紫外線を浴びていました。今さら何か影響ありますか?
40代女性
回答:
ご質問ありがとうございます!
中高時代に毎日外で紫外線を浴びていたということ、まさに青春ですね!
でも、「今さら大丈夫かな?」と心配になる気持ちもとてもよく分かります。
結論から言うと、紫外線の影響は“蓄積型”なので、過去の紫外線ダメージが将来的にお肌や健康に影響を与える可能性はあります。具体的には以下のような点に注意が必要です。
1. シミ・そばかす
10代のころに大量に紫外線を浴びていた場合、20代後半〜30代以降になってからシミが目立ち始めることがあります。特に頬骨のあたりや目元は出やすいので要注意。
2. 光老化(肌の老化)
紫外線は肌のコラーゲンを破壊し、たるみ・シワの原因に。肌老化の80%は紫外線による「光老化」とも言われているんですよ。
3. 皮膚がんのリスク
これはかなり長期的な話になりますが、過去の紫外線の蓄積が皮膚がんのリスクを高めることもあります。日本ではまだ多くないですが、注意するに越したことはありません。
4. 紫外線アレルギーのリスク
実は紫外線アレルギーの私もテニス部でした。毎日真っ黒になってボールを追いかけていたのですが、ある日突然紫外線アレルギーに!体の調子や色々なことが原因とは思いますが、アレルギーはいつ発症するかわからないので、予防をするに越したことはないと思っています。
じゃあ、もう遅いの…?
そんなことはありません!今からでも肌を守ることで、これ以上のダメージを防ぎ、少しずつ回復も目指せます。
今からできるケア
• 毎日日焼け対策をする(曇り・冬でも)
• 抗酸化作用のある食事(ビタミンC・Eなど)を意識
• 保湿を徹底して肌のバリア機能を高める
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中高時代に部活で頑張った肌は、がんばり屋さんの証でもあります。
今からは“労わるケア”をして、未来の自分の肌を守っていきましょう!