2024年も残すところあと僅かとなりましたね。
毎年、師走の雰囲気にそわそわしてしまう私ですが、ずっと参加したいと思っていたしめ飾りつくりに初めて参加してきました。
久しぶりにお邪魔した先生のご自宅。
部屋中に広がる藁(わら)の青々とした香りに包まれながら手順の説明を受けているうちに、
忙しない日常から唐突にふわっと自分だけの空間に入ったような感覚になり、わくわくした気持ちでスタートしました。
柔らかい陽射しがさしこむ素敵なお部屋で、みな静かに目の前の藁と向き合って(格闘して)います。
(藁は量が多く丈夫で、結構な力仕事でした^^;)
湿らせた藁の束を片足で押さえつつ、自分の手で少しずつ撚っていくうちに、歳神様(※1)をお迎えする準備と同時に、
少しずつ身が清められていくような気持ちにもなりました。
(※1 新しい年の始まりに現れる「来訪神」として家々に豊穣や繁栄をもたらし、門松やしめ縄などの正月飾りは歳神様の依り代になると言われています。)
一つ一つの作業を丁寧に教えていただき、徐々に形作られていくしめ飾り。
他にも参加者が数人いらっしゃいましたが、同じ材料でもそれぞれ唯一無二の形が出来上がっていました。
手先の不器用な私も先生のおかげでなんとか、少し中心線のずれた味のある?しめ飾りが完成しました。
忙しいと見て見ぬふりをしていた雑然とした玄関を整え、本日さぁいよいよと飾ってみると、
その凛とした佇まいに清々しい気持ちになり、新しい年が待ち遠しくなりました。
私は手芸など憧れがあるものの全くできないのですが、やはりお手製というものはなんでも、愛着がわくものですね。
因みにこちらのしめ飾りは一年間飾っておいてよいそうで、来年いっぱい大切に飾らせていただこうと思います。
それにしても今年一年を振り返ると、なんだか夏が長かったような印象がありました。
気になって少し調べてみたところ、気象庁から12月25日に「2024年の天候のまとめ」が発表されていました。
「●日本の年平均気温及び日本近海の年平均海面水温はいずれも、これまでの1位の記録(2023年)を
大きく上回って統計開始以降最も高い値となる見込みです。
特に東・西日本と沖縄・奄美で記録的な高温となり、夏・秋の2季節連続で季節平均気温が1位の高温
(タイ記録含む)となりました。」
とあり、やはり夏の長さは気のせいではなかったようです。
また、世界の年平均気温もこれまでの1位の記録(2023年)を大きく上回り、統計開始以降最も高い値となる見込みとのことで、地球の体温がどんどん上がっているのだなと感じました。
出典:2024年(令和6年)の天候のまとめ(速報) | 気象庁
残念ながら、夏の平均気温も高くなり期間も長くなっていますので、昔のように紫外線は夏だけ気にしていれば良いという時代ではなくなったようです。
ですが、紫外線対策の製品の機能もまた、昔よりも進化しています。
それらを上手く組み合わせながら、行きたい場所に行き、やりたい事をやる!
紫外線により制限されることを可能な限り少なく、自由な屋外での活動を来年も楽しみたいですね。
エポカルスタッフ
RYO
習慣が美肌と健康を保ちます!



