オーストラリアは近年紫外線対策に国をあげて取り組んでいる国です。
きっかけは、皮膚ガンになる人が世界で上位に上がるほど多くなり、その原因が、オゾン層の破壊による強い紫外線のせい
ではないかと研究が始まったことからです。
今では、sun smartという教育ブログラムが確立され、子どもの頃から紫外線対策を行うよう意識付けをされています。
ただ、紫外線の影響は人種や個人の体質によっても違ってくるので、一概にみんなが同じ影響を受けるというわけではあり
ません。
自分の体質に合った紫外線対策を求められるものです。
そんな中、オーストラリアのケアンズに1週間ほどお子様が留学をされたお客様とお話をする機会がありました。
■学校での対策はいかがでしたか？
学校では、必ず帽子を被るよう指導されました。
被る帽子は、幼稚園はフラップ帽子で小、中、高校はハットタイプのＵＶカットとは特に明記されていない厚手の帽子です。
つばはあまり長くはなかったので、エポカルのお帽子を着用しました。
休み時間は必ず外で遊ぶよう指導され、子どもが縄跳びをしていて、途中で帽子が脱げたときは、先生がすぐに帽子を被る
よう注意されたそうです。
大きな学校で校庭も広いのですが、通路などは全て日よけがありました。
街の中もいたるところにアーケードがあり、軒先に日よけがついていて当たり前。
海辺のＢＢＱ場でも、必ずパラソルがあり、どこにいても日陰のある環境は整っています。
むしろ日本に帰ってきて日陰がないと感じました。
■学校にはUVカットクリームが設置してあり、外出の時にはつけると聞いたことがあるのですが。
通っていた学校にＵＶカットクリームの設置はなかったみたいですが、ニュージーランドで幼稚園の先生をされていた方の
お話を伺ったところ、幼稚園にはやはりお部屋に大きなＵＶカットクリームがあったそうです。
■プールなどはいかがでしたか？
子ども達は毎日学校でプールに入っていましたが、学校のプールの様子は、みんな上は長袖のラッシュガードのようなもの
を着ていたのですが、下はお足の付け根までの水着でびっくりしました。
うちの子は膝丈のスイムに長袖のラッシュガードで過ごしました。
プールの上にはメッシュのネット（目は細かいが穴は開いているもの）が張ってあり、日よけなのかもしれないけれど、ちゃ
んと遮るものではありませんでした。
もしかすると、太陽光による殺菌などのこともあり、そういう素材なのかもしれませんね。
■服装はどんな感じですか？
制服は半袖とスカート。
地元の人にあまりノースリーブの人はおらず、そういう格好の方はほぼ観光客だそうです。
ただ、地元の方に絶対紫外線対策をしなくてはという意識はあまり感じられず、帽子とクリームとサングラスくらい使って
いればという感じの意識です。
ただ、日本と違い海に泳ぎに来ている方に年配の方も多く、その方にＵＶクリームのお話を伺うと、4時くらいまでは塗り
直しをするけど5時以降はいないかな？とおっしゃっていて、あまりSPFの高いものを使うというより塗り直しを意識してお
られるみたいです。
高齢の方のほうが昔何もせずに日に当たっていたせいか、皮膚がんに対する意識が強いと感じました。
シドニーに住んでいた方が帽子もかぶらず、サングラスもせずに過ごしていたら、3か月ほどで視力が落ちたと話してくだ
さいました。
ケアンズで日傘やアームガードは一切見かけず、対策もほぼＵＶカットクリームがメイン。
むしろ指の出ているアームガードをかわいいと褒めてもらいました。日傘も流行らせようとお友達とお出かけの時に必ずさ
して歩いました。
ショッピングセンターで見かけた色白の方に紫外線対策について聞いてみたところ、外出はしない、出かけるときは黒の長
袖長ズボンを履くとのこと。
別の化粧品売り場の方は、サイクリングに行くときは長袖長ズボンなど、出来るだけ肌を覆っていくとおっしゃってました。
ケアンズは冬だったのですが、日差しは日本より強くジリジリ痛いという感じで、気温は25～26℃くらい。
行ったのは冬でしたが、夏は気温も高く危ないので誰も外を歩いていないそうです。
現地のお店を見たところＵＰＦ50のお洋服は見つけられませんでした。
普通のＴシャツやお洋服ばかりで、地元の方の意識としても、半袖、長袖を着ていればいいという感じだったそうです。
また、冬は厚手の洋服を着るからクリームはいらない、むしろ秋からはビタミンＤ不足になるので、一部日焼け止めを塗ら
ないように言われるそうです。
Ｋさんは今回の旅のため、エポカルの製品を事前にご用意してお出かけ下さいました。
おそらくエポカルの製品は素材、縫製を含め現地のものには負けないくらいのしっかりとした紫外線対策ができるお洋服
だと私たちも自負しています。
ＵＶカットウエアブランド