蚊とはなんぞや
日本においては古く万葉集でも登場します。
その起源はジュラ紀にまでさかのぼるようです。
蚊の研究者は「伝染病をまき散らし生命の安全をおびやかす、その恐ろしさを比べるなら蚊とノミとシラミは昆虫界の代表的三悪だろう」とまで言っています。
様々な蚊の実験の中でも興味深いのは、豚の体に一晩に何匹の蚊が刺しにくるのかと、豚小屋に泊まり込んだ東京大学医科学研究所グループの研究で、
一頭の豚は実に5万匹のコダカアカイエカに刺されることが分かりました。
このような地道な研究が、蚊を媒体とした媒体病の研究や対策に役立っているわけです。
さて、蚊とはどんなものでしょう。
・オスとメスがいる
・刺すのはメス 蚊柱はオス
・えさは花の蜜や果汁,樹液で、メスの吸血は産卵のため
・寿命は種類にもよりますが、メスが約30〜50日 オスが約10日
・蚊の誘引要素: 熱・色・二酸化炭素・汗の匂い・動き
・蚊の認知する色 : 黒>赤>灰色・青>カーキ・緑・黄色
・蚊の苦手なもの : ある種のハーブ
・痒みは蚊の唾液が原因。唾液には抗凝固作用や麻酔作用がある。ちなみにこれが抗凝固剤の研究に使われました。
ほんの一部を挙げてみましたが、これだけでも蚊を寄せつけないようにするヒントがあるようです。
(2)では続いて刺されないようにするための手段や、刺されてしまった時の対応をみていきましょう。
to be continue
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