愛知県の方より
学校での紫外線対策について : UVカット製品を申告制で許してほしい
教育現場での紫外線対策を受け入れてもらえましたか? : はい
また、受け入れてもらうのはスムーズでしたか? : はい、スムーズでした
娘は一年生の時、顔中に湿疹ができ、紫外線に弱い体質かもと医師に言われ、その医師の診断もあって、特別に3way帽子(黄色)
を通学用帽子として認めてもらいました。
現在も暑いですが、メッシュパーカーを着せて紫外線対策をしていて、知らない先生にも「暑くて可哀想ね」といわれるそうです(担任の先生が職員会議で娘の帽子のことを話して下さったそうで、恐らく先生皆さんが娘の体質をご存知だと思います)。
顔中に湿疹ができた時、その湿疹が原因でトビヒになり、出席停止になったりして、担任の先生はその酷い状態を直接見ていたのでスムーズに帽子なども認めていただけましたが、紫外線対策をしている娘は周りから見ると『特異な子』です。
通学団の上級生からもパーカーを着ている姿を見て「またそれかよ」と言われた、クラスの男の子からも嫌なこと言われた、もうこれ着たくない。
洋服のまま学校行きたいと訴えられたことも何度もありました。
娘の体質を知っているお友達のお母さんには娘については何も言われませんが、弟や妹も同じパーカーに帽子を着用していると「みんな紫外線に弱いの?」とビックリしています。
また、昨年のプールのお知らせは「日焼け止めを使用したい場合は申し出てください」でしたが、今年のお知らせには「日焼け止めは原則禁止です。医師からの診断がある人はご相談ください」でした。
昨年、「娘は紫外線過敏症なので日焼け止めを使用したい」と申し出たら「ウォータープルーフならどうぞ使ってください」という回答で、今年も「ウォータープルーフを使って良いですか?」という質問に「どうぞ使ってください」という回答でした。
特別な日焼け止めを使用するよう求めるわけではないのに、何故、医師の診断がないとウォータープルーフも使えないのか不思議で仕方ありません。
日焼け止めを塗ってもうっすら日焼けしているので本当はラッシュガードを着せたいのですが、娘が周りの子と違う水着を嫌がる事(もちろん学校からは水着はスクール水着もしくはそれに準じた競泳用水着と指定されています)、これ以上あれもこれもと言いづらいこともあって申し出にくい状態です。
今週、個人面談があるので、このプールに対する学校の紫外線対策について先生に質問するつもりですが、担任の先生は今年新しくみえた先生で、しかも病気療養中の先生のかわりの先生なので、はっきりした回答はすぐにはいただけないかもしれません。
来年、息子が入学しますが、医師の診断がないので、息子には娘と同じような対策ができません。
きちんとした紫外線過敏症の検査をしたわけでもないのに「紫外線に弱いかも」と医師から言ってもらえた娘はある意味ラッキーだったのかもと思います。
学校、先生に限らず、『大人』の『子供への紫外線の影響』の知識がないんだと思います。
それが根本なのではないでしょうか。
娘の湿疹で何軒か皮膚科に通いましたが、全ての皮膚科で「子供に(紫外線に弱いからでなく)毎日日焼け止めを塗りなさい!」といわれました。
まだ小学校より幼稚園のほうが意見を聞いていただける気がします。
親の意見を取り入れる体質?
というのかそういうのが幼稚園のほうが柔軟な感じで、学校はあまり受け入れてもらえないイメージがあります。
転勤のため、幼稚園は2箇所通っていますが、未だに先生方も含め、大人は『子供はランニング姿で炎天下を走り回る』のが元気な子供だと思っています。
今の幼稚園ではカラー帽子(日よけタレなし)の他にUVカットタレ付き帽子でも可(もちろん指定のもの)なのでそれを別に購入して使っていますが、それだけです。
プールは毎週スイミングスクールで行っているので、紫外線の心配はありません。
虫取りが好きな息子は恐らく炎天下の中、タレ付き帽子はかぶっているものの、半袖半ズボンで園庭を走り回っているのだと思います。
日焼け止めを塗っていっても靴下焼けしています。
小さい子供が日焼け止めを塗りなおすことはできません。
できれば洋服で紫外線対策をさせたいのですが、子供への紫外線の影響についての知識がないこと、恐らく今までの体制を変えるのが面倒なこと、UVカット素材を指定すると値段が上がるので保護者から苦情がでること、などで上記のような「プールで日焼け止め禁止」など恐ろしいお知らせが出るのでしょう・・・。
理想は教育委員会、もっといえば文科省が紫外線の影響を学校に示し、対策を執るよう指揮して欲しいです。
でも国を動かすのはそう簡単ではありません。
母親のほとんどは自分の紫外線対策をしています。
女性教員もそうだと思います。
なのでまず女性がその紫外線について美容のためだけでなく子供にとって脅威なものと知り、対策を執ってあげようと思うことではないでしょうか。
男性には中々理解できないかもしれませんが、女性は紫外線の恐ろしさを肌で感じています。
まず女性が子供への紫外線の影響を理解し、それを学校で生かしていければよいのではないでしょうか。
一人の親が医師の診断もなく「紫外線は子供によくないです!うちの子は紫外線対策したいので通学帽にUVカットのものを使います!プールではラッシュガードを着用させます!日焼けしないようUVカットパーカーを着用させます!」と言ったらどうなるでしょう。
きっとその親は『モンスターペアレント』として学校から煙たがれるのではと思います。
でも、きっと皮膚科の先生から見ればこの親は当たり前のことを言っているのではないでしょうか。
全ては正しい知識だと思います。
まずは女性が知識を深めていくしかないと思います。
エポカルにできることは何だと思いますか? :
エポカルさんの素晴らしい考えは色々なところから取材を受けられると思います。
なので、女性、特に母親世代が読むような雑誌、ベネッセなどの子供教育関係、TV、とにかく子供が関係しているところと接触してもっと子供への紫外線の影響を特集して広めて欲しいと思います。
女性が紫外線が怖いと思っているのは、専門書を読んだり勉強したわけではなく、化粧品のCMだったり、雑誌の特集ですよね。
いくら専門的なところで紫外線の脅威を語っても一般人にまで広まりません。
身近な雑誌や子供向け教育関係などでまず特集を組んでもらい、そこから紫外線の脅威を広めていただけないでしょうか。
エポカルさんのその高い志、考え、知識なら不可能ではないと思います。
もちろん今まで同様、学校で使うものと同様、もしくは似ている商品も作ってください。
お願いします。