サイエンスZEROを見ました。
ドウクツヌマエビというのがある島にいるということです。
姿は赤シナヌマエビやレッドチェリーシュリンプにそっくりです。
ただ一つ、違うところは目がないところです。
ドウクツという名の通り、洞窟内に生息しているので目が退化したのでしょうか?
絶滅危惧Ⅱ類なのだそうです。
絶滅しないでほしいですね。
さて、今、私は赤シナヌマエビの繁殖を計画しています。
どうもミナミヌマエビに赤色の種類がいるようで、それがどういう経緯でそうなったのかはわかりませんが
体色が赤色のまま変わらないというものでした。
うちにいる体色が赤から変わらない野生のヌマエビ、私の地域にはミナミはいないとされているので
おそらくシナヌマエビの赤い体色、赤シナヌマエビといえるこれらの個体をもっと増やそうと
がんばっています。
この赤シナヌマエビは私の地域ではある特定の場所に生息しています。
厳冬に耐えて生きているんです。
レッドチェリーシュリンプはこの寒さに耐えられません。
すべて死んでしまいます。
真冬は水温が3℃まで下がるんです。
その環境で生きていける赤いヌマエビなんです。
そこでもう一つの実験を行います。
レッドチェリーシュリンプとミナミヌマエビあるいはシナヌマエビを交配させてみます。
この2品種は近縁種ということで交配可能という文章を見かけています。
本当にそうなのか、試してみます。
遺伝子検査はできないので、たとえ赤い体色の個体が生まれても
交雑の結果生まれてきたとは断定できないのですが、それらの個体を継代していって
真冬の寒さにも耐えられる赤い体色の個体を作りたいと思っています。
要するに自然界で見つけた赤いヌマエビのような個体を人工的に作り出したいのです。
第1段階は、この近縁の2品種が交配可能なのかを調べます。
現在、屋内水槽水温25℃で交配を始めました。
はたしてうまくいくかどうか・・・・
遺伝子検査ができないので本当に2品種が交配したのかは最後まで分からないんですけどね。
寒さに強い赤シナヌマエビを自分で作り出せたらなぁ と思っています。