間に合わなかったゾウリムシ培養 | 淡水エビ ワクワク

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その飼育日記です

メダカの稚魚が生まれました。

 

稚魚のエサ用にゾウリムシが必要なので作っておこうと3月初旬から準備を始めたのですが・・・

 

今年は無からゾウリムシを湧かそうと思い、計画を立てました。

カルキ抜きした水道水、煮沸消毒した稲わら、ペットボトルを準備しました。

ペットボトルに稲わらを入れ、水を入れる。

ちょっとずつ条件を変えて5本のペットボトルでスタート。

 

スタートして3週間

観察するもまったくゾウリムシがいない…。

さらに1カ月、もう1カ月と時間が過ぎていきますが、ゾウリムシは現れません。

 

この方法では無理なのだろうか・・・・

今年はゾウリムシは稚魚の育成に使えないかもしれない・・・

 

培養失敗です。

 

5本のペットボトルはあきらめて最後にもう1本だけ挑戦しました。

今度は稲わらでなく、まっ茶を使いました。

そして水は水槽の飼育水を使いました。

飼育水内にはゾウリムシがいないことを確認しました。

 

スタートして2週間。

今日、確認すると、ペットボトルの上の方でクルクルと動く小さい点が。

そうですゾウリムシが発生してくれました!

 

成功した要因は・・・・

よくわかりません。

ただ、水温が20℃以上あったことが成功の要因の一つであることは間違いないのではないかと思っています。

これからこの種ゾウリムシを使って増殖していこうと思います。

 

しかし、残念なことにメダカの卵は孵化してしまいました。

第1陣の孵化には間に合いませんでした・・・・

孵化した針子は人工飼料とグリーンウォーターで育てています。

今のところ1匹も落ちていません。

エサもパクパク食べています。

 

第2陣の産卵は始まっています。

おそらく、その卵から孵化した針子には増殖したゾウリムシを与えることができると思います。

 

 

今回、種ゾウリムシがいなくてもゾウリムシを発生させることができることが実証できました。

そして、針子をグリーンウォーターと人工飼料で育てることができる、ということもわかりました。

 

これは自分にとって、とても貴重な体験でした。