うちの水道水は、pHが高い時には8.5くらいまで上昇します。
普通は7.5以上です。
GHも4~6くらいで水草にはあまりいい水質とはいえません。
そのため、カチオンフィルターで軟水化し、硫酸水素ナトリウムで酸性にしてから交換水として使用しています。
ただ、次の日には水交換した水槽のpHが0.5以上上昇し、ひどい時には1くらい上昇してしまいます。
これは、水道水に含まれている炭酸が空気中に放出されるために起こる現象です。
それを見越してpHを調整すると交換水のpHを4程度にしなくてはならなくなり、こんな酸性の水を水槽に入れるとエビたちが暴れだして、最悪の場合死んでしまいます。
死なないにしても相当のストレスを生体に与えることになるので、それは避けたいと思っていました。
そこで軟水化し、pH調整した水をすぐに交換水として使用しないことにしました。
pH調整後の軟水を大きな容器に貯め、エアレーションを行い、1週間そのままにします。
その後、pHを測定して丁度良いpHになっていることを確認してから交換水として使用することにしました。
1週間後にちょうどいいpHになるように硫酸水素ナトリウムの添加量を探るのに少し時間を要しますが
それさえわかってしまえば毎日ちょっとずつ添加しないで1回に必要量を入れてしまえるので手間もかからなくなります。
こうすることでpHの変動を今までより相当抑えることができるので、この方法で水替えをしていこうと思っています。
実際手間も省けますし、精神的な安定にもつながります。