うちのプリンターでは発色がよくないので
プロの所に出しました。
プロラボと呼ばれているところです。
ここではインクは水溶性ではなく、溶剤を使っています。
色も調整してもらえます。
きちんと指示を出せば、かなりいい仕上がりの写真ができると思います。
ところが
そこの技術の方と話をさせていただいたところ
モニターで見る色、家庭用のプリンターで印刷した色、このプロラボで印画紙に印刷した色
全て色が違ってくると言っていました。
まったく同じ色にはできないということでした。
たしかにできあがりの写真を見ると、モニターで見ていた色と違います。
印刷(プリント)したものとは根本が違う
(一方が光の3原色、他方が色の3原色をベースにしています)ので
同じになりっこないんですね。
プロからそう指摘され、ガーンと頭を殴られたような気分になりました。
自分でソフトを使って写真の作品づくりをしていた私は
色の違いについてうすうす感じていましたが
プロの技術者でも色の一致ができないとなると・・・
写真で自分の思った色が伝えられないのは致命的ですし
その色をプリントで作り出すことができないとなると
私の考え方を根本的に変えなければならなくなるかもしれません。
う~ん
フィルムカメラにもどらなくてはならなくなるかもしれません・・・。
フィルムは、フィルムに写った色を印画紙の上で忠実に再現できます。
このことがこんなに重要で大切なこととは今まで気が付きませんでした。
しかし・・・
フィルムは、それ自体の値段が高く、現像にも時間とお金がかかります。
今の私に金銭的な余裕はないし・・・
とっても困ってしまいました。
ブラキカム(姫コスモスともいうそうです、学術名:ブラキコメ)