マネージャーの阪崎です。
秋の土用に入りましたね。
季節は秋から冬へと向かっていて、日ごとに乾燥や冷えが強くなっていきます。
東洋医学ではこの時期は「陰の気」が強くなっていく時期とされています。
夏から初秋の時期に元気に様々なことにチャレンジしたり、家事や仕事、学業を頑張ってこられた皆さんも、これからはちょっとひと休みと、自分を優しくみつめてあげる。
そんな時間を作ってみてはどうでしょうか?
例えば通勤通学の合間にちょっとだけ早く家を出て、秋の公園に寄り道してみる。
公園の木々から秋の高い空を見上げると、秋の沈みやすい気持ちも上向きになってバランスがとれてきますよ。
お昼休みに公園や職場の周りをぐるっと散歩してみるのもオススメです。
ジョギングまで頑張らず、じわっと汗かく程度で大丈夫です。
冬に向けて足腰を動かして体を温める力を養っておきたいですよね。
そして、帰りの電車やバスの中ではスマホをいじる合間に手の指や手首をほぐしてあげましょう
手の指先にはそれぞれツボ(経穴)があって、ほぐしてあげると気の巡りが良くなることで血の巡りも良くなります。寒くなったら手袋の上からでも大丈夫です。
そして、食べるものではあともう少しだけ「辛いもの」は控えましょう。
本格的に寒くなるまでは、体の潤いを強く発散してしまう「辛いもの」の多食はこの時期控えて、本格的に寒くなってから鍋やカレーなどで美味しくいただきましょう。
果物は梨や柿が旬を迎え、体の潤いを強く補ってくれます。
乾燥から荒れやすい喉も優しく癒してくれます。
我が家では毎年熊本の梨農家さんから、梨の果汁を煮詰めてつくる「梨蜜」を分けていただいています。
そのままいただくだけでなく、紅茶やヨーグルトに加えたり、パンに塗って食べても美味しいです。
こうした秋の養生法は、昔から東洋医学の知恵として受け継がれてきたものです。
東洋医学課のメンバーが開催する講座やクラス
そして
「おうちで食医」http://seminar.ep-och.com/toyo/home-yakuzen
「リハヨガ」http://seminar.ep-och.com/rehayoga講座などでは、こうした東洋医学の知恵を日常だけでなく医療、介護、リハビリ、フィットネスやヨガなど様々な場で使うための技術と知識も交えながら開催しています。
本格的な冬がはじまる前に、東洋医学の知恵を一緒に学び、気軽に美味しく楽しく生かしていきましょう!